疾走感と、楽器演奏のグルーヴ感を重視したフュージョンを聴きたい時はこのバンド!(3作品紹介)
グループ名:
DIMENSION
紹介3作品ポイント
Le Mans(1992年)ミニアルバム
このデビューミニアルバムは、この後発売されていくフルアルバムと比べると、とてもメロディアスでストーリー性もある作品です。
この投稿のタイトルとちょっとズレてしまいますが、演奏乱舞でプログレッシブに突っ走ると言うより、T-SQUAREとCASIOPEAを足したような絶妙なフュージョン作品です。
投稿タイトル通りの内容は、1stフルアルバムからが主に該当します。
この時期メンバー
<ゲストミュージシャン>
渡嘉敷祐一
(ドラム)青木智仁
(ベース)
感動メロディが好みの私が聴いた作品全体感想
🎼:DIMENSION
曲別感想
1.
Out Of Wind
(作曲 増崎孝司)
とても軽快で疾走感のある曲で、サックス・ギター・キーボードのソロが順番にやってきてバトルする感じが最高です。
2.
Mirage
(作曲 栗林誠一郎)
ミディアムテンポのギターメインと、キーボードがきらめく気持ち良い曲です。
3.
Mind Operation
(作曲 増崎孝司)
サックスがとても映える、ハッピーエンドエンディング系バラードです。
4.
Departure
(作曲 増崎孝司)
こちらもバラードで、大きな大会・スポーツフェスティバルの、勇姿を称える系エンディングテーマ的な良曲です。
ギターで後半盛り上げていくところが
5.
Tornado
(作曲 小野塚晃)
スローテンポですが情熱的なラテンサウンドです。ギターとサックスメインのラテンは南国的と都会的の融合という感じです。
6.
Silent Dream
(作曲 増崎孝司)
打楽器なしでサックスの透き通るサウンドと、伸びやかなキーボードのバックメロディでとても美しいバラードになっています。
FIRST DIMENSION (1993年作品)
1stフルアルバムから弾きまくり全開です。
ダンスミュージックのように踊るまでとはいかないかもしれませんが、とにかく演奏のグルーヴ感満載で、スカッとしたい時にヘッドホン爆音で聴きたい作品です。
前作品のミニアルバムがとてもポップ路線だったので、「あれ?」とは正直思ったのですが、楽器一つ一つがしっかり主張するインストも最高です。
タワーレコードでチェック
この時期メンバー
感動メロディが好みの私が聴いた作品全体感想
🎼:DIMENSION
曲別感想
1.
Go Up Stream
ファンキーなサックスが響き渡る曲で、フュージョンらしいキーボードソロで聴かせてくれます。
2.
Take It Easy
CASIOPEAの曲をT-SQUAREが演奏したらこんな感じになりそうです。
3.
Throw Back
メロディアスではなく終始プログレッシブな展開で、ピアノ音キーボードがアクセントになっていて、弾きまくりの曲が好きな方は燃えると思います。
4.
After Fiver
サックス主体で進んでいき、最後キーボードソロとギターソロの絡みが盛り上がりどころです。
5.
Child Of Pirate
ふわっとした雰囲気でアコースティックギターの音色が心地良い曲です。
6.
Night Voices
ボサノヴァ調のゆったりしたサウンドに、所々サックスが入ってくるところが魅力です。
7.
Ocean Express
とてもノリやすいリズムで、軽快なパーカッションと共にギターとサックスのユニゾンが力強く、サビのメロディアスサウンドのあって、疾走感のあるフュージョンで個人的に好きなタイプの曲です。
8.
Selfcontrol
サックスの強みをきかせたファンクロックな曲です。
9.
NOIZ
アラビアンなイントロで始まり、少し妖しい雰囲気のメロディアスサウンドです。
シューティングゲームグラディウスシリーズの中盤激むずステージで流れそうな曲です。
10.
Rainy
ボサノヴァチックで全体的に静かな曲ですが、哀愁漂うメロディにのせてギターの旋律が力強く響きます。
11.
薫風
サックスとキーボードのユニゾンがとてもキレイで、ジャズチックなソロなどキーボードがほぼ主役な、キラキラした明るいメロディアス楽曲です。
Second Dimension (1994年作品)
DIMENSIONは音がクリアで、キラキラしているのでフュージョン聴く上で1番理想的な耳あたりです。
音符の多い曲たちがずらりと並び、今作も期待通り弾きまくり炸裂です。
タワーレコードでチェック
この時期メンバー
感動メロディが好みの私が聴いた作品全体感想
🎼:DIMENSION
曲別感想
1.
Are You Gonna Win?
ダンサブルでサックスの弾きまくり楽曲です。
2.
Early Morning
サックスとキーボードのバトルが良い感じの曲です。
3.
It’s Up To You
初期THE SQUARE時代に雰囲気が似ている曲です。
4.
Sea In The Moon
タイトル通り月明かりの中のヨットハーバー辺りの景色が浮かびそうなサウンドです。
5.
Beat #5
とても疾走感のある曲で、チョッパーベースの手数が多いところも気持ちが良いサウンドです。CASIOPEAにも近いような感じです。
6.
F-Blues
サックス・ギター・キーボードが踊り、不思議な雰囲気のロックフュージョンです。
8.
2nd Street
弾むピアノにサックスとギターが絡み合ってノリの良い曲です。
9.
煌星
夕焼けの浜辺が浮かぶような極上のフュージョンバラードです。
個人的にサックスはこの曲のようにやさしく演奏するタイプが好きです。
10.
This Tine
上質なギターフュージョンです。
ソロパートが好みでこの曲もギターとサックスのユニゾンが素晴らしいです。
最後に
デビュー作品から全3タイトル書きましたが、『Le Mans』がとても感動メロディアスで少しタイプが違いますが、Firstからはスタジオアルバムなのにライブ感がとても感じられると感じました。
やはりジャズやフュージョンは、躍動感がある楽器演奏でテンション上がるので、プレイする側はしんどいと思いますが音符・手数が多ければ多いほど魅力的です。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません