EWIのポップなメロディが聴きやすく心地よい。ニューアレンジ曲も収録のお気に入り1作品。
作品名:
Welcom to the Rose Gaeden
(1995年作品)
グループ名:
T-SQUARE
この辺りの時代はサックス奏者が本田雅人さんで、曲中のソロパートが踊るようなメロディでテンション上がります。
リズムの展開もプログレッシブになりすぎず、それでいて程よく複雑で飽きさせない作品だと思います。
そして、なんと言っても好きな過去曲『PRIME』が『PRIME TIME』と名前を変え、アレンジ収録されていることです。
ポイント
レコチョクは試聴が出来ます。
T-SQUAREは楽譜も充実
感動メロディが好みの私が聴いた作品全体感想
🎼:T-SQUARE
この作品メンバー
安藤まさひろ (ギター)
CDブックレットより
和泉 宏隆 (キーボード)
則竹 裕之 (ドラム)
須藤 満 (ベース)
本田 雅人 (サックス、EWI)
曲別感想
1.
TRIUMPH
作曲:
和泉宏隆
1曲めにふさわしいポジティブサウンドで、ギターソロになりそうな部分をEWIで流れるように吹き進むソロが気持ち良いです。
2.
CROWN AND ROSES
作曲:
安藤まさひろ
EWIが歌っているかのようで陽気な雰囲気の曲です。
ギターソロはとても格好良く、ラストがEWIソロで終わるところ良いです。
3.
HISTORY
作曲:
安藤まさひろ
勇壮なロック調の曲です。
EWIソロとギターソロが流れるように入れ代わるところが格好良いです。
この曲もEWIのラストソロで終わるのですが、まだまだガンガン続けられるような状態でフェードアウトしてしまうところがもったいない気がしました。
4.
SUNNYSIDE CRUISE
作曲:
須藤 満
ピアノの軽快なメロディが心地良く、EWIではなくサックス使用なので温かみのある曲です。
ベースソロからピアノソロに流れるところが綺麗です。
5.
SPLASH!
作曲:
本田雅人
さすが本人作曲という感じで、サックス大乱舞です。
想像ですが、ブレスで鳴らす楽器はテンション上がると、身体の底からのエネルギーを燃やす感じで凄く気持ちよさそうです。
6.
LANDSCAPE
作曲:
安藤まさひろ
個人的にはエンドロールのバックで流れるのが似合いそうな曲です。
メロディはとても格好良く、全体的リズムのためる感じとドラムパターンがプログレッシブ的です。
7.
41,PARTHENIA Rd.
作曲:
安藤まさひろ
ファンキーなジャズ調の曲で、サックスとベースが良い味出してます。
8.
THE AUTUMN OF’75
作曲:
和泉宏隆
アコースティックギターの優しく温かいバラードです。
9.
PRIME TIME
作曲:
安藤まさひろ
アルバム『R・E・S・O・R・T(1985年作品)』収録のPrimeアレンジ曲です。
原曲はロックフュージョンでしたが、こちらはリズムが地を這うような感じで、ドラムの手数が多く、和太鼓演奏にありそうな雰囲気があり、ある意味軽快とも言えそうです。
そこに原曲に忠実なEWI、ギターがものすごくマッチしています。
終わりに
T-SQUAREは事前に試聴などしなくても、必ず良い曲で構成されているという安心感があるグループです。
メンバーチェンジもある程度行ってきているので、数々の名曲たちをその時々のメンバーで沢山アレンジしてほしいと、個人的には思っています。
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