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バンドサウンドで聴く美メロピアノ。時代の色とともに過ぎ去りし時を旅する、甘くせつないストーリー。唯一無二のメロディアス・ラテンピアノ。1作品

2024-02-15

作品名:
ビューティフル・ジャーニー
ロマンティック・ピアノ・ベスト・コレクション
(2016年作品)

ミュージシャン:
松岡直也

 松岡直也さんのアルバムということで、ピアノインストが楽しめるのは当たり前ですが、こちらは更にピアニストとしてピアノ演奏へ焦点を置き、選曲も4レーベルを飛び越え選りすぐった3枚組コンプリート・ベスト・アルバムになっており、1979〜2002年作品からの選曲になっています。

 全てが名曲なので自然と素晴らしい選曲になっていますが、松岡直也さんの作品はバンドスタイルの楽曲なので、主旋律がギターだったりホーンだったりすることも多いです。
なのでピアノに焦点を置くと、J-POPなどで例えるならシングル曲のようなキラーチューンが、このベストアルバムだと選曲に入っていない名曲も多いです。
そして、オリジナルではギターやホーンメインの楽曲でも、ピアノ独奏に近いような別ヴァージョンがしっかりと収録されています。

作曲者・バンドマスター・演奏家と、幅広く活躍した松岡直也さんの、ピアノ演奏を純粋に楽しむ構成になっていると感じました。

 そして、ラテン音楽と聞くと踊れるような賑やかな音楽だけと思ってる方や、単純に知らなかったり、興味ないしあまり好きではないなどの意見をお持ちの方でも、「こういった日本人好みな、哀愁ある美メロもラテン音楽であるんですね!?」と先入観みたいなものが、もしかしたらなくなるアルバムでもあるかもしれません。

ラテンとピアノと美メロの素晴らしい世界観に浸ってみてはいかがでしょうか。

各曲最新デジタル・リマスターされております。

目次

CDプレーヤーをオシャレにインテリア

  1. CDジャケットアートを収納できる壁掛けCDプレイヤー。
  2. お気に入りのCDジャケットで、さりげないオシャレインテリア。
  3. Bluetooth 5.0搭載で、ワイヤレスイヤフォンやBluetoothスピーカーに接続可能。
  4. ホワイト・ブラックの2色

作品のポイント

ピアノサウンドをメインとしたバンドサウンドを楽しめる。

初めて聴く方が松岡直也さんの、主にピアニストとしての軌跡を一気に体験できる。

ファンタジックとは違い、現実世界とのシンクロしやすい美メロである。

タワーレコード試聴あり

感動的な音楽が好みの私が聴いた場合の全体感想

♪=🎼:松岡直也

ポップ感
(聴きやすくメロディアスな曲が多い)
 🔴🔴🔴⚪⚪
演奏乱舞
(ソロパートなど魅せプレイの充実度)
 🔴🔴🔴🔴⚪
疾走感
(⬅スローテンポ多・アップテンポ多➡)
 🔴🔴⚪⚪⚪
ワールドミュージック色
(民族音楽的サウンド)
 🔴🔴⚪⚪⚪
涙腺刺激
(抒情的美メロ)
 🔴🔴🔴🔴⚪

各曲感想【DISC1】

[]内は収録アルバムタイトル

1,
A Day In My Life
[Sincerely]

 とても優しいストリングスをバックに、美しいピアノの調べがとても癒やされます。
波の穏やかな砂浜をゆっくり散歩しているような、ささやく感じの静かなドラミングも心地良く、メロディはどこか淋しいですが、松岡直也氏のピアノ演奏をたっぷりと聴くことができます。

2,
Lady In The Shade
[日曜島へ]

 比較的リズム楽器がしっかりした曲で、ラテンもちゃんと感じられます。
メロディは哀愁感たっぷりでとても格好良いです。
長めのパーカッションソロもあり、ゆったりとした中にも熱いビートが見え隠れする展開が良いです。

3,
最後の楽園
[Songs and Days]

 流れるピアノ演奏の前奏から始まり、とても爽やかなメロディの曲です。
海岸沿いが似合いそうで、ごくありふれた日常の幸せな風景が想像できます。
ポップ曲調なのでドライブにも合うと思います。

4,
Sunspot Dance ※Live
[Play 4 You]

 私個人的にこの曲がこのアルバム全てを物語っていると感じます。
原曲はギター、パーカッションバリバリのアップテンポな激しい曲で、特にパーカッションのソロがとても長く、かなりロックなギター演奏・ソロもある構成です。
そこにどこかせつないメロディが乗っかっているのですが、こちらのLive Versionはピアノ独奏でこれでもかと言うくらい、メロディのせつなくも情熱的な部分が表現されております。
曲自体は別ヴァージョンですが、これこそがハイテンションの熱い部分と、せつなさと淋しさの共存だと思います。

5,
Old Crescent
[Un Jour…]

 雨降りの日にとても似合いそうな、どこかダークな雰囲気の曲です。
鋭めのストリングスバックが特徴的で、ロールプレイングゲームで妖精の国のような異世界エリアの世界観でありそうです。
やさしめで穏やかなパーカッション演奏の中の力強いピアノ演奏が、とてもガツンとくるサウンドになっております。

6,
虹のしずく
[夏の旅]

 しっかりしたバンドサウンドに、ピアノ音とキーボードが軽快で気持ちよい曲です。
パーカッションの弾むようなサウンドと、エレキギターの演奏も程よく主張しておりノリの良い展開ですが、どちらかと言うとピーカンの情景というよりは、日本の梅雨のような雨季を楽しむような印象を受けるメロディです。

7,
On A Summer Day (Part2)
[Splash & Flash]

 こちらの曲は、とてもにぎやかなサンバのリズムに、それと真逆の勇壮なメロディを美しいピアノの音色で奏でている、これぞ松岡直也節の特徴と言える曲だと思います。
イントロだけを聴いた状態では、「どんなハッピーサウンドが聴けるのだろう?」と思ってしまうほどノリノリで、それに続いてピアノの音が入ってビックリ!
メロディアスで、爽やかなピアノインストが繰り広げられます。
バックでは終始激しいサンバのリズムが展開していて、リズム雰囲気とメロディのギャップで脳がバグってしまうような組み合わせの素晴らしい曲です。

8,
コスモアベニュー
[Un Jour…]

 原曲はテクノドラムで奏でているような軽快なリズムと、それなりにテンポも早くノリの良いビートにピアノの演奏が乗るのですが、こちらのヴァージョンはしっとりとした独奏になっております。
とてもあたたかく心に染みるやさしいピアノインストです。

9,
The End of The Way
[Long For The East]

 この曲は、私が松岡直也サウンドの特徴としてとても好みとなっております。
控えめではあるがしっかりとラテンを感じさせるリズムに、絶妙なせつなさのメロディが乗るメロディアスフュージョンです。
前半はピアノの音色がメインで進行していき、中盤からピアノがバックのラテンピアノの演奏にシフトし、メインをエレキギターが担当する展開です。
哀愁あるエレキギターの演奏が気持ちよく、バックのラテンピアノととてもマッチしており、後半に行くに連れ盛り上がる熱いギタープレイも格好良いです。

10,
Mirage
[見知らぬ街で]

 軽快なパーカッションをバックに、メロディが情熱的なスペインギターインストのピアノヴァージョンといった感じの曲です。
ピアノの演奏が占める割合も高く、ギターも登場はしますが全体的にアップテンポでノリの良いピアノインストです。

11,
Chillon-Welcome
[One Last Farewell]

 ラテンのリズムでありながらとてもポップな聴きやすいメロディです。
ピアノとキーボードの静かな掛け合いが特徴的な曲で、暗くなりすぎない程度にしんみりした雰囲気と、爽やかさが見事に共存していると思います。

12,
Prisoner of Love
[マラトン]

 松岡直也サウンドで私の好きな部分がとても多く詰め込まれた、私的名曲です。
こちらは終始ピアノがメインでじっくりと松岡直也氏の演奏が楽しめます。
溜めるようなリズミカルなラテンのリズムのイントロから、一気にピアノ音の泉に飛び込むかのような哀愁ある演奏の始まりが気持ち良く、重厚なベース音と軽めだが手数の多いパーカッションに、とても情熱的なメロディが重なることににより、充実感たっぷりです。

13,
Evening Tide
[The Show]

 優しさと少しスリリングなストリングスに、哀愁ある泣きのギターで、少し風の強い夕焼けの砂浜なんかがイメージできる曲です。
短めの曲で、昔のルパン三世のBAD ENDな回のラストで、ルパンが名言を残し終わるような場面に合いそうなメロディです。

各曲感想【DISC2】

[]内は収録アルバムタイトル

1,
午後の水平線
[午後の水平線]

 名曲中の名曲です!
ラテン調はかなり控えめで、極上のピアノバラードインストゥルメンタルになっております。
少し淋しげなメロディをピアノメインで奏でており、イントロと同じのキーボードリフバックを軸にし随所に散りばめ、後半に行くにつれどんどん盛り上がっていく展開です。
最後のストリングスとともに奏でる、情熱的で泣きのエレキギターソロがとても好きで、個人的にはあと1分くらい演奏しまっくてくれたら最高でした。
 幼少期父親の部屋・車中で流れていた曲なので、個人的には幼い頃を振り返るとても思い出深い曲です。

2,
虹色の風
[ハートカクテル Vol.2]

 ヒーリングミュージックのような爽やかなメロディで、こちらもラテン調は影を潜めとても聴きやすいポップな曲です。
ピアノ音とシンセ音の織り成すあたたかいサウンドに癒やされます。

3,
Mambo Island
[Watermelon Dandies]

 曲名の通りとても賑やかでハイテンションのサウンドです。
とてもアップテンポなビートに、ピアノで奏でるどこか幻想的なメロディが爽やかで、バックのラテンピアノと流れるソロ演奏が光る、体を動かさずにいられないお祭り曲です。

4,
A Song On The Wind (Remember Me)
[見知らぬ街で]

 とても馴染みやすく心地よいテンポの曲で1音1音力強いピアノの音色が乗り、ファンキーなエレキギターの演奏と2つがとても気持ちの良い曲です。
雨季にとても似合いそうな雰囲気の少しダークなメロディも良いです。

5,
Touch The New York Pink
[見知らぬ街で]

 パーカッションとチョッパーベースのサウンドが気持ちの良いイントロから、ピアノの演奏が入ると一気に情熱的で哀愁感たっぷりのサウンドになります。
イントロでもそうでしたが、ベース進行が強調されていてダンサブルな部分もありとてもノリの良い曲です。
終始手数の多いピアノ演奏が繰り広げられているので、ラテンピアノインストとしてかなり極上です。

6,
Early Rising Girl
[June July August]

 とても穏やかなサウンドで、ドラマのサントラとかでもありそうなメロディのゆっくりでポップな曲です。
ラテン色が無いので、天気の良い日に海の見えるオープンテラスでティータイムなんかが似合いそうです。

7,
Fly To “Montigo Bay"
[An Affair To Remember]

 にぎやかなバンドライブが情景に浮かぶようなイントロから始まり、前半のメロディがそれとは逆にとても美メロで、これもまた松岡直也節炸裂といった感じです。
2番は1番のピアノメロディをエレキギターにシフトするのもあり、バックのパーカッションや途中のソロ演奏など、中盤からどんどん楽しい雰囲気に変わっていき、前半の雰囲気を良い意味で感じさせなくする構成がやみつきになります。

8,
The Show
[The Show]

 イントロのストリングスが印象的で、オペラとまではいきませんが劇の1場面のテーマ曲をイメージさせるようなインパクトの曲です。
曲の展開もなにかセリフでも入りそうな雰囲気の部分もあり、フィギュアスケートのような華麗に舞う女性が映像として浮かんできそうな力強さと美しさのある情熱的なメロディです。

9,
Desafio
[Majorca]

 ノリノリのサンバのリズムをバックに、ホーンセクションの演奏とソロ演奏のようなスピードのあるピアノ演奏が特徴的です。
各楽器が思い思いに技を見せ合うジャムセッションのような雰囲気もあり、メロディ展開を楽しむというより演奏の展開をワクワクしながら楽しむような曲だと思います。

10,
Tenderly Breeze
[智子と知子]

 やさしいストリングスメインで、ピアノは最初に少しメインで演奏しますが、ほとんどが後ろでしっとりと伴奏に専念しています。
サックスの落ち着いた伸びやかな演奏も心地良く、とても癒やされるスローテンポな曲です。

11,
A White Oleander
[Splash & Flash]

 なにかキャラクターのテーマ曲のようなイントロがとてもおもしろく、テーマパーク的なサウンドと思いきや、ピアノの演奏が入るととても爽やかでメロディアスなポップインストになっております。
情報番組などのバックで使用されることが多かった曲だと記憶しているので、聴いたことある人も多いと思います。

12,
The Prime of Life
[Long For The East]

 ラテンと爽やかなメロディのバランスが絶妙に融合されている私好みのサウンドです。
ピアノが入ると、あれ?と少し混乱してしまうような、前半の雰囲気が前曲ととても似ています。
力強いピアノ演奏と爽やかなメロディの中に情熱的な部分が多く、バックでラテンピアノがしっかり演奏されているので、とてもダンサブルで泣きのギターと合わせて体を熱くさせてくれるノリノリな曲です。

13,
夏の旅
[Un Jour…]

 オリジナルヴァージョンよりもファンタジックになっており、ストリングスにとても厚みが増しています。
そのためとても勇壮で抒情性が素晴らしく、力強さが伝わる熱いピアノ演奏でこのベストアルバム1カッコイイと思います。
松岡直也氏の凄さは、引き出しの多さであることが証明できるような曲で、メロディック・メタルに似た、拳を振り上げたくなり、気持ちを高ぶらせる世界観を味わえるロックなサウンドです。

14,
Outro〜夏の旅
[夏の旅]

 静かに夏が終っていくさまを表現しているような、夏の旅のメロディが少し入っている極短曲です。

15,
Long For The East
[Long For The East]

 聴きやすいロックピアノインストです。
ヴォーカル曲にしたらとても似合いそうな聴きやすく馴染みやすいサウンドで、少しせつないメロディをピアノメイン奏でています。
バンドサウンドがしっかりしているのと、エレキギターの泣きの演奏が最後に入って来るので、戦士に贈る熱いメッセージ的な雰囲気も感じられました。

各曲感想【DISC3】

[]内は元の収録アルバムタイトル

1,
Never Tears
[An Affair To Remember]

 ラテンピアニストの枠にとどまらない、松岡直也氏のピアニスト・作曲家としての才能を堪能できる一曲です。
映画の感動シーンに使用されるような、または壮大な大自然をテーマにしたドキュメント番組などにとても似合いそうな美しい曲で、淋しい雰囲気の中にも力強い希望のようなものが見え隠れする美しい曲です。
少し鋭いストリングスをバックに、感情のこもった緩急あるピアノ演奏が素晴らしいです。

2,
Passion Flower
[智子と知子]

 ミッドナイトジャズとでも言いましょうか、少しムードあるメロディに小気味良いパーカッションの合わさった、ソウルミュージックと美しいピアノの演奏を合わせたような、少し暗めの雰囲気ではありますが良曲です。

3,
A Season of Love
[The Wind Whispers]

 イントロから前半はとても静かで、雨模様が似合いそうなすこししんみりした雰囲気で始まるのですが、途中から一気ににぎやかなラテンサウンドに変わります。
陽気なホーンセクションと泣きのエレキギターの明るい演奏に、ドラムとパーカッションもしっかり絡んで、キーボードの可愛らしい音色など、とてもカッコよく楽しい曲です。
ラテン音楽というと、こういう曲を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

4,
Poolside Love Affair
[Songs and Days]

 チャチャチャのようなスムースジャズのような雰囲気で、強弱はあまりなく落ち着いた感じのピアノ演奏と、柔らかいホーンの演奏が楽しめます。

5,
Tango Rengue
[Watermelon Dandies]

 雨上がりの虹の情景が浮かぶようなとても明るい雰囲気と、ドラマチックで情熱的なメロディと爽やかで軽快な演奏が気持ち良く融合している良曲です。
後半もう少し盛り上がって長い曲になっていたら更に良かったと思います。

6,
Fall Forever
[Kaleidoscope]

 好んで聴いている人以外あまり耳にしないであろう、ハーモニカの超絶技巧プレイが聴ける曲です。
ハーモニカ、トロンボーン、ピアノのコンテンポラリージャズといった感じで、リゾート感満載でドライブミュージックに最適な曲だと思います。

7,
さよならの向う側
(ノックをしなかったサンタクロース)

[智子と知子]

 全体的にやさしいふんわりとしたスムースジャズといった感じで、ムードあるピアノ演奏とストリングスで、カフェミュージックのような感じです。
強弱がなく、綺麗なサウンドですが少し退屈な曲な印象もあります。

8,
The September Wind
(You’re Romantic)

[九月の風]

 いくつかヴァージョンのある中で、こちらはとてもシンプルなものになります。
1985年ヴァージョンがとてもリズミカルでノリノリなのですが、本作収録のこちらはとても淋しい雰囲気が強調されていて、ラテン調もほとんど無く馴染みやすいリズムとシンセの優しい演奏に、せつないピアノ演奏が加わった少し不思議な世界観が特徴の曲です。
メロディはとても良いです。

9,
Andalusia
[Now’s The Time]

 ピアノ独奏でとても激しく情熱的なスパニッシュメロディです。
独奏で弾きまくるスタイルはリリース作品としてとても数少ないので、とても貴重な音源だと思います。
こちらは松岡直也氏の、ピアニストとしての技巧テクニックと作曲センスに触れることが出来るとても素晴らしいヴァージョンです。
バンドサウンドのヴァージョンも存在していて、そちらはまた別の曲のように感じられるほど違いがあるので、聴き比べるのも面白いと思います。

10,
The Wing(Strings Version)
[El viento]

 Strings Versionとありますが、通常のヴァージョンとそこまで違いがあるわけではないです。
哀愁あるメロディと程よいラテンサウンドで、ストリングスで表現するのがとても似合うサウンドだと思います。
この曲のバックで演奏されるラテンピアノのメロディがとても好みで、去っていく恋人への想いのような、せつない印象とロマンティックな雰囲気が良いです。
ストリングスが多いと、個人的になんとなく危機迫るような緊張感のある雰囲気に聞こえてきてしまうのはとても不思議です。

11,
Un Jour
[Un Jour…]

 ドラマや映画の、再会など出会いに関係する場面にとても似合いそうな優しいサウンドと、幻想的な世界観が綺麗に合わさったような美しい曲です。
個人的には感動に直結するタイプのメロディではないですが、壮大さの部分で言えばとても素晴らしいと思います。

12,
Songs and Days ※Live
[Songs and Days Concert]

 ピアノ独奏でとても優しいメロディの曲です。
時間は短くさっぱりと終ってしまいますが、どこかウェディングソングのようなお祝い的なメーッセージを個人的に感じれるメロディです。

13,
A Memory of Majorca
[Majorca]

 サンバ調のリズムにとてもせつないメロディが乗った、こちらもリズムとメロディのギャップが特徴的な曲です。
哀愁あるピアノのメロディに、サンバ楽器クイーカのヒョコヒョコ音がアンバランスなのになぜか心地良く、悲しげなメロディを良い意味で中和してくれているようで不思議な感覚です。
メロディだけで言うと、ホント泣けるぐらいせつないと思います。
後半のエレキギターの演奏もとても雰囲気が出ていて良いです。
 

最後に

 このアルバム全41曲を聴いてあらためて思うことは、松岡直也さんの作り出す音楽は、とにかく唯一無二!!だと感じることです。

ラテンというジャンルの特徴として、パーカッションに厚みがありノリの良いリズムを楽しむ部分があると思いますが、松岡直也さんの場合、そこに哀愁や抒情的な美しいメロディが組み合わさっている事で、体が自然にリズムに乗ってテンションが上がっていく状態の中、メロディにも酔え感動できてしまうという素晴らしさです。

ハイテンションとせつなさを共存させる、もう一度言っちゃいますがまさに唯一無二の音世界です。

 ネタバレになってしまうので、多くは語れませんが、
【松岡直也氏と音楽】
と題せるような音楽に対する想いや、今作品に対する込めた情熱など、娘さんの松岡 真由美さんの言葉で短いですがCDブックレットに綴られております。

 バンドスタイルで1つの作品を表現している音楽家なので、リリース曲全体の割合で言うと、松岡直也氏のピアノ演奏が完全メインになるような構成の曲は少ないです。

そのため、このベストアルバムはとても貴重であり宝物です。


「楽器が演奏できるようになりたい!」と、少しでも思ったことがある方へ。
今は学びの形も様々ですね。
↓↓↓

音楽家に憧れを抱いている方、ただただ自分自身だけで楽器演奏を楽しみたい方、最近は外出せず自宅にいながら楽器のレッスンを受けるスタイルが、どんどんパワーアップしているようです。

家で受ける場合は、もちろん隣人やご近所さんに迷惑をかけない環境がある方以外にオススメしません。

しかし、家以外でレッスンを受けるという手もあります。
スマートフォンがほぼ当たり前になっている現代、電源のいらない楽器であれば、外出する手間はありますが車で出掛け、どこか景色の良い周りに迷惑のかからない安全な場所に駐車し、自分だけの好きな空間でレッスンを受ければよいわけです。

専用バッテリーとか、シガーソケットが付いてれば専用コードで要電源楽器でもいけるのか?
そこまではわからん(笑)

楽器を始めなかったわたくしが言っても説得力はありませんが、挑戦してみると人生変わるかもしれません。

楽器の種類が素晴らしく多い
リモオト

講師にこだわりが感じられる
オルコネ