PCエンジンCD-ROM²世代には妙に懐かしく感じるサウンド。シンセウェーブロックインスト。1作品
作品名:
OUT OF BODY
(2024年リマスター版)
ミュージシャン:
DANCE WITH THE DEAD
うぅ〜ん、懐かしい。
何だこのサウンドの懐かしさは?
うぅ〜〜〜ん?
そうだっ!!PCエンジン CD-ROM²にハマっていた中学・高校生時代だっ!
ということで、そんなガッツポーズをしたくなるような、シンセウェーブとギター演奏を融合させた音を聴くことが出来るのがこの『DANCE WITH THE DEAD』というユニットです。
PCエンジン CD-ROM²は、アクション、シューティングの2ジャンルにとても輝いていたハードで、作品を盛り上げる劇中曲も激しくノリの良いテンションの上がるものが多くありました。
ファミコン、スーパーファミコンがゲーム機の中心だった時代に、高価ではありましたがCD-ROMで表現するハードということで、グラフィックは今考えるとそうでもなかった印象ですが、サウンドはゲームと思えないほどリアルで、バンド演奏をそのまま聴いているような音を沢山のソフトで聴くことが出来ました。
で?
PCエンジン CD-ROM²ソフトのサウンドについて細かく説明していると長くなるので、どういうことかと言うと、
・数々のアクション、シューティングゲームを盛り上げてくれていた、当時のゲーム音楽の世界観にとても近い印象を受けた。
・シンセのデジタルサウンドとハードなギターサウンドを融合させた音で、ミステリアスな空間へ誘ってくれる。
そして、洋楽80年代シンセ・ポップのヴォーカル無しという表現も合っているかな?とも思います。
有名どころで言えば『Flashdance…What a Feeling』ですかね。
PCエンジン CD-ROM²で、当時アクション、シューティングゲームをバリバリにプレイしていた人にはわかってもらえると思うんだけどなぁ。
メンバー
JUSTIN POINTER
ギター
シンセサイザー
TONY KIM
ギター
シンセサイザー
Recommended Works
🎼:DANCE WITH THE DEAD
感動的メロディーが好みなわたくしが聴いた場合の全体感想
(評価ではなく度合いです)
ダークでミステリアスなメロディですが、全曲カッコイイです。
ダンスミュージック系のサウンドなので見せ場は少ないですが、エレキギターをかき鳴らす部分はしっかりあります。
感傷に浸るには向かないです。
ただ個人的に、盛り上がり部分の感動は感じました。
ループ系サウンドなのでRPGのような曲展開という意味では弱いですが、勇敢に立ち向かう系のメロディが豊富だと感じました。
最初に述べた、懐かしいゲームサウンドという意味での★2です。
とても限定的なファンタジー感です。
音もメロディもこの要素は無しです。
テンポの速い曲は無いのでテンション上げではありませんが、ミディアムテンポと曲ごとのループリズムで体ゆらゆらはしたくなります。
各曲感想
01,
INTRO
これから未知の世界へと足を踏み入れるゲートのような景色が思い浮かぶSE。
02,
ROBEAST
バックのループメロディとノリやすいリズムとテンポに、ヒロイックで少しせつないメロディが乗っかるカッコイイ曲です。
シンセの鳴らすメロディで緊張感を高め、エレキギターの泣き演奏で一気に羽ばたいていくような1曲目からエンディングのような熱い曲です。
03,
BLIND
始まりから80年代シンセ・ポップを聴いているようなイントロを聴かせてくれ、サビにあたるであろう部分では初期悪魔城ドラキュラチックなメロディで盛り上がります。
サビ前の抑え演奏など、緩急のある演出も良いです。
04,
FRACTURE
寂れた廃墟などを思い浮かべるイントロから、一気に光が差し込み照らし出すようなメロディへと展開していきます。
全体的には少し単調で盛り上がりに欠ける短めの曲です。
05,
THRASHER
勇ましいループメロディとテクノドラムの音がとても似合うリズムで進行していきます。
後半の熱いギターハモリがとても格好良く、ロック色強めが良いです。
横スクロールシューティングの最終一つ前のステージなんかでありそうなイメージのメロディです。
06,
OUT OF BODY
少しダークで幻想的な雰囲気な音色とメロディの曲です。
ライブなど人が大勢いて、明らかに楽しむ場面では良いですが、一人で聴く場合感じ方によっては孤独な恐怖のような印象も受けてしまいそうなサウンドではあります。
07,
THE DEEP
暗い宇宙を彷徨っているような寂しいメロディから、荘厳なメロディックサウンドへと展開していきます。
バスドラムパートの一定の刻みも心地よく、ヘッドフォン音量高めで聴くと良いです。
08,
DANCING ON AIR
明るい曲というわけではないのですが、ダンス・ポップのような親しみやすさと、比較的メロディ展開のバリエーションも多いです。
バスドラムパートだけのダンス系リズムではなく、ドラムセットでの演奏スタイルになっていて、スネアの動きもしっかり感じられる部分が良いです。
09,
ONLY A DREAM
このアルバムの中ではロック色の強い曲になります。
ギターがメロディだけでなくリズムギターとしても音が入っているので、キーボードありのハードロックバンドを聴いているみたいです。
短くて残念なのですが、曲の最後の方で格好良いギターソロ的な部分がありテンション上がります。
10,
HELL RIDE
バックのスペーシーなシンセと、少しインダストリアルな音で刻むダークリフが特徴的で、エレキギターのハモり部分は熱くメロディックに進んでいく格好良い曲です。
一定のリズムに合わせて淡々と筋トレする時などによさそうです。
11,
COBRA
他の曲に比べ少しアップテンポで、哀愁あるメロディが良い曲です。
ドラムセットの各タムパートにあたる部分を、テクノドラムで手数多く叩いているところがグルーヴ感があって良いです。
初期TMネットワークの音と、小室さんがソロでパフォーマンスするような雰囲気も感じられて、テンション上がります。
12,
MR. TERROR
沢山の音が使われていて、とても重厚な曲です。
メロディもゲームミュージックのようなヒロイックさがあり、シンセソロのような速弾き部分のメロディがとても格好良いです。
13,
ZOMBIE NIGHT
重厚な電子バスドラムパートとドラムセット表現の切り替わりや、ベースパートの癖になるメロディループがとても良いです。
スペーシーな前半から熱いギター演奏が加わる後半と、展開も多くとても楽しめる曲です。
14,
STITCH
こちらもドンドン刻むBASS系電子ドラム音と、ドラムセット演奏表現が切り替わりながら進行していき、そこにミステリアス雰囲気のメロディが乗っかるとてもノリの良い曲です。
テンポも速めなので、とても高揚感の得られるサウンドです。
15,
SUNSET
ラストはとても幻想的な音使いと、少し淋しく悲しめなメロディがグッと来るバラード曲です。
このようなタイプの曲は、まさにPCエンジン CD-ROM²ゲームのエンディング曲でありそでとても好きです。
バックの綺麗なシンセループとせつない主旋律が交わった時や、少し静寂した後に最後の盛り上がりなどがかなりツボでした。
最後に
今回は、ゲームミュージック以外でこんなインストゥルメンタルに出会えるなんて感動した『DANCE WITH THE DEAD』の作品になりますが、心の底から嬉しかったのを覚えています。
完全インストゥルメンタルでやってくれているミュージシャンってなかなかいないんですよね。
どうしてもゲームミュージック好きのサガで、ゲームミュージックのような音楽をやっているインストバンドを探したくなっちゃうんです。
なかなか出会えないですが・・・。
まぁそれを探すのが楽しいんですけど。





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