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クラシック音楽の世界観をネオクラシカルという形で美しく表現してくれたギタリスト。作曲力・ギター演奏技術を存分に堪能出来るヘヴィメタルインスト1作品。

2024-02-15

作品名:
Instrumental Best Album

ミュージシャン:
Yngwie J. Malmsteen

(2004年作品)

 クラシック調のフレージングを、ヘヴィに浴びるほど聴きたいという方なら外すことのできない速弾きギタリスト、イングヴェイ・マルムスティーン!

そして、私のようなインストゥルメンタルだけが好きという方にとっても嬉しいのが、このイングヴェイ・マルムスティーン作品からインスト曲だけを集めたアルバムになります。

明るい感動系インストが好きな私は、イングヴェイの作る曲は好みのインストから少しズレてしまいますが、曲展開やクラシック音楽をそのまま持ってきたようなメロディなど、作曲の才能にとても感動してしまいます。

ギターの演奏技術に注目されがちなイングヴェイですが、インスト作品を聴いているとヴォーカル曲にあるパターン的なAメロ・Bメロ・サビなどの形にとらわれず、歌う人の事を意識しなくてよい曲作りで本気全開な作曲者イングヴェイ・マルムスティーンを体感できるのではないでしょうか。

もちろん高速ピッキングやスウィープで弾くアルペジオなどの超絶技巧も存分に楽しめます。

ポイント

・文句なし!隅から隅まで超絶技巧ギター演奏。
・イングヴェイの作曲の才能を、クラシックの名曲と比べるのもおもいろい。
・収録曲は今までのタイトルからインスト曲を集めたものである。

目次

CDプレーヤーをオシャレにインテリア

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  2. お気に入りのCDジャケットで、さりげないオシャレインテリア。
  3. Bluetooth 5.0搭載で、ワイヤレスイヤフォンやBluetoothスピーカーに接続可能。
  4. ホワイト・ブラックの2色

今作品メンバー

Produced by
Yngwie J. Malmsteen
(ギター)

CDブックレットより

Matts Olausson
(キーボード)
(スモールハモンドオルガン)
(Backing Vocals)
全曲

Mike “The Spike" Terrana
(ドラム)
(トライアングル)
(Backing Vocals)
1,9曲目

Barry Sparks
(ベース)
(Backing Vocals)
2,9曲目

Shane Gaalaas
(ドラム)
2曲目

Barry Dunaway
(ベース)
3,4,5,6,7,8,15曲目

Cozy Powell
(ドラム)
3曲目

John Macaluso
(ドラム)
4,5,6,7,8,10,11,12,13,,14曲目

Jonas Ostman
(ドラム)
15曲目

CDブックレットより

感動的メロディーが好みの私が聴いた全体感想

🎼:Yngwie J. Malmsteen

ポップ感
(聴きやすい曲が多い)
 🟡⚪⚪⚪⚪

演奏乱舞
(ソロパートなど魅せプレイの充実度)
 🟡🟡🟡🟡🟡

疾走感
(⬅スローテンポ多・アップテンポ多➡)
 🟡⚪⚪⚪⚪

ワールドミュージック色
(民族音楽的サウンド)
 ⚪⚪⚪⚪⚪

涙腺刺激
(抒情的美メロ)
 🟡⚪⚪⚪⚪

各曲感想

1,
Brothers

 どこか切なく哀愁感も少し感じられる、とても聴きやすいロックインストだと思います。
しっかりとクラシカルなフレーズもありバランスの良い曲です。

2,
Dawn

 スローなロックでダークな雰囲気の中に一筋の光が差し込むようなメロディ表現があり、交響曲の一部分でありそうな曲だと思います。

3,
Air On A Thema

 短い曲ですがギターの艶ある美しい演奏が楽しめます。

4,
Blitzkrieg

 曲展開が素晴らしくキーボードの主張は少ないですが様式美スタイルです。
私の中でイングヴェイといえばで一番想像しやすいスタイルの曲で、技巧演奏も聴きたいフレーズがてんこ盛りな曲です。
ほとんどのフレーズが速弾きなのも驚きです。

5,
Blue

 少し哀愁のあるファンキーな曲で、伸びのある音とジャズ・ファンクでアドリブギター演奏を聴いているようなパフォーマンスが浮かび、ファンクがいつの間にかクラシックになっているような不思議な感覚をおぼえる曲です。

6,
AsylumⅠ- Asylum

 様式美スタイル炸裂のメタル色の強い曲で、緩急がとてもあり激しい部分が堪能できます。

7,
AsylumⅡ- Sky Euphoria

 バックがストリングスの静かな曲です。
演奏自体は激しく、私の中でイメージできるクラシックといえばのメロディになっています。

8,
Asylum Ⅲ – Quantum Leap

 出だしは格好良く速弾きとクラシカルメロディ全開ですが、中盤からあまりメロディアスではなくなり、ゲームミュージックの緊迫した状況を表現する時のような雰囲気になります。
後半はドラムソロのような展開です。

9,
Power And Glory
~Takada’s Theme~

 テーマ曲ということでとても雰囲気は出ていますが、どちらかと言うとロールプレイングゲームのラスボスのテーマ曲のほうが合いそうなダークで暗めの曲です。
少ないですがしっかり超絶技巧プレイは散りばめられています。

10,
Molto Arpeggiosa

 曲名通り素晴らしいアルペジオが満載の曲です。
しっかりとしたツーバスとバンド演奏のスタイルでとてもメタル色が強いです。
あまりメロディアスではないので、演奏を披露するのがメインのような印象です。

11,
Preludium

 とてもクラシック音楽に近いスタイルだと思います。
バックにオーケストラがいる感じも伝わってきます。
このような曲を聴くと、あらためて作曲力の素晴らしさを感じます。

12,
Instru-Mental Institution

 かなり激しい演奏の曲でキーボードとの掛け合いがあり、歌モノの中のギターソロをずっと聴いているような感覚です。
行進曲のような雰囲気もあり、自然に体が揺れてしまうようなリズムに合わせて、限界に挑戦するかのような速弾きが堪能できます。
もう少しメロディアスだと良かったと思います。

13,
Treasure From The East

 不思議な雰囲気のアラビアメロディに合わせて弾きまくる曲です。
パーカッション音もあるので、民族音楽を聴いているような感覚にもちょっとだけなります。

14,
Requiem

 シンセの音色バックの静かな雰囲気に、クリーンで艶のあるギター演奏と速すぎない速弾きが聴きやすく美しい曲です。
こちらもクラシック音楽らしいメロディが楽しめると思います。

15,
Far Beyond The Sun
<Live Version>

 イングヴェイ・マルムスティーンのインストの中で名曲中の名曲であります。
曲名を見て「ヤッター!」と思った人もいるかと思いますが、少し残念で原曲の面影が少し弱いです。(笑)
長いイントロがあり、そこに関してはライブバージョンなので特別な要素を付け加えた美しいメロディという事で感動出来ます。

最初のうちは原曲の雰囲気がしっかりと感じられ、「キタキタキター!」となるのですが、だんだんとメインメロディがどこかへ行ってしまい、超絶技巧な速弾きがひたすら押し寄せる展開になってしまっています。

ただそれが良くないという意味ではなく、ある意味新鮮で再感動に繋がります。
ほとんどのフレーズがライブ仕様になっている印象で、演奏自体も一音一音綺麗に出ている(ある程度編集はされているでしょうが)など、とにかく素晴らしいの一言です。

最後に

イングヴェイ・マルムスティーンの演奏技術というのは賛否あるのはよく耳にしますが、しかし、このオリジナルと言っても過言ではないプレイスタイルは、ただ凄いプレイヤーという枠にとらわれず、奏法の生みの親とも言える点で凄いんだと思います。

演奏技術で言えばイングヴェイ以外でも超絶技巧プレイヤーは沢山いると思います。
ただ、多くの凄腕プレイヤーは「真似したい」や「そのように演奏できるようになりたい」など技術向上の目標とされるだけのように感じます。

それに対しイングヴェイはオリジナルで生み出した自らのスタイルが、『ネオ・クラシック』と呼ばれ、後に当たり前のように多くのプレイヤーがそのスタイルを取入れ、大昔から存在したジャンルのようになっていることだと思います。

そして、そのオリジナルを作曲する音楽家としての才能も、先代のクラシック作曲家に匹敵するのではないかと個人的に思います。


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Posted by awa-taiko