弦を伝わり広がる熱き音世界!ピックと弓のバトルが織りなす青月に照らされし幻想サウンド。1作品

2024-12-08

作品名:
Rebellion
(2023年作品)
ユニット名:
soLi
メンバー:
ISAO(Guitar)
星野沙織(Violin)

 黄昏時の澄んだ光に照らされ、仄暗くありながらロマンティックな演舞を魅せてくれるsoLiでありますが、今作はテクニカルに聴かせるパートが更にパワーアップし、自分なりの情景イメージがし易いようなメロディが揃っているように感じます。

技巧演奏と激しく密度の濃い音が詰まった曲が好きだけど、プログレッシブなになにのように変拍子を多用した曲展開が複雑すぎるのは苦手だな。という絶妙なバランスのHR/HMインストを探している方にとてもオススメできるサウンドだと思います。

 TONERICOのツインヴァイオリンのように、同楽器の演奏バトルも素晴らしいですが、すっかり定着してきたエレキギターとヴァイオリンの掛け合い・ユニゾン・ハモリも、とてもゾクゾクする音世界が広がります。

soLiさんの新作リリースするペースの早さにとても感激しております。

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ゲストミュージシャン

感動的メロディーが好みな私が聴いた場合の全体感想

メロディック
(聴きやすさ)

🩷🩷🩷🤍🤍

ポップな世界観ではないので好みが分かれると思いますが、全てメロディアスな曲で構成されているので聴きやすいです。

涙腺刺激
(抒情的美メロ)

🩷🩷🩷🩷🤍

熱く魂を揺さぶられるような、感動的刺激ではないのですが、個人的に好きな、悲しみを乗り越え前向きに進んでいく様を表現しているようなメロディ表現が多いと感じ、高評価です。

演奏乱舞
(ソロパートなど魅せプレイの充実度)

🩷🩷🩷🤍🤍

曲中に際立ったソロパートを設けている印象ではありませんが、隅から隅まで平均的にユニゾン、ハモリが駆け抜けるイメージで、聴く側に1曲1曲とても充実感ももたらしてくれます。

ファンタジー・メルヘン
(壮大・神秘・幻想的)

🩷🩷🩷🤍🤍

オーケストラなどの派手な演出が一切無く、シンプルに参加楽器のみで表現しているバンドサウンドなので、壮大さは感じられませんが、神秘・幻想的なメロディはとても多いと感じます。

ヒロイック
(勇壮や鼓舞メロディ)

🩷🩷🩷🤍🤍

ヒロイックな部分でも、やはり、「悲しみ乗り越え強く歩みだす」的な映像シーンに合いそうな勇壮鼓舞サウンドと、さみしい世界観が絶妙に合わさった曲が多いと感じます。

ワールドミュージック色
(民族音楽的要素)

🤍🤍🤍🤍🤍

ワールドミュージックにジャンル分けされるようなサウンドは一切ありません。

疾走感

プレイの疾走感はどの曲もありますが、アップテンポという意味での疾走感ある曲は2曲です。

曲展開

長い曲があるわけではないですが、それぞれの曲がとてもドラマチックな展開になっていると感じます。

レコチョク、タワーレコードは試聴できます。

🎼:soLi

各曲感想

最後に

 曲の感想でも同じような表現で書きましたが、わたくしが音楽を聴くことに目覚め始めた頃というのは、ストーリー有りきのサントラとしてでしか、このようなサウンドには出会えない時代でした。

そうなると一番求めるサウンドを聴くことのできるのが、ゲームミュージックのアレンジ作品になっていたわけです。
ゲームミュージックが好み形成の基本にあるわたくしもうなる、soLiのようなスペシャルなグループが、もっともっと沢山私達の耳に届く事を願っております。

何度も言っておりますが、本当に良い時代になりました。

HR/HMサウンドHR/HM

Posted by awa-taiko