アレンジの素晴らしさだけじゃない!演奏での『技』披露もしっかりと素晴らしい、ゲームミュージックアレンジ1作品。

2024-02-15

作品名:
ふぁるこむ フィールドざんまい
(2013年作品)

制作:
Falcom Sound Team jdk

 日本ファルコムさんのサウンドを聴いていると、ゲーム中のフィールドと言われる箇所で使われる曲が、一番と言っていいほど力作になっていると思います。

アクションRPGのゲームが多いメーカーなので、自然とそうなってしまうのだとは思いますが、出す作品出す作品、よくここまで哀愁・叙情的・勇壮・ポジティブなメロディを生み出せる、Falcom Sound Team jdkは鉄人の集まりだと思います。

 実はゲーム自体24歳ぐらいに卒業してしまっていて、プレイすることはほぼなくなってしまいました。
なので現在はあまり詳しくない私でもこちらで紹介できるぐらい、日本ファルコムのゲーム発売=良いインストの発売!となりますから、信頼とはとても大事な事だと思います。

 もちろん素敵な音楽のゲームメーカーは他にも沢山あると思います。
ですが、バンドサウンドにここまでこだわっているのは、日本ファルコムさんだけではないかと個人的に感じております。

ポイント

・多彩なジャンルアレンジが楽しめる。

・ソロ演奏やユニゾンなど躍動感が素晴らしい。

・選曲が良い。

レコチョクは試聴が出来ます。

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目次

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Arrangement

Yukihiro Jindo(4,7,9)曲目
Toshiharu Okajima(3,5,8)曲目
Noriyuki Kamikura(1,2,6,10)曲目
Satoshi Ohyama(10)曲目

CDブックレットより

参加ミュージシャン

Akiko Nagano(ヴァイオリン)
(7,9)曲目
Mizuki Mizutani(ヴァイオリン)
(3,5,8)曲目
Naomu Soeda(サックス)
(2)曲目
Daisuke Kaminaga(尺八)
(3)曲目
Nobuo Tokunaga(ハーモニカ)
(4)曲目
Noriyuki Kamikura(ピアノ&キーボード)
(1,2,3,6)曲目
Masaru Teramae(ギター)
(8)曲目
Terukazu Inoue(ギター)
(3)曲目
Daisuke Miyazaki(ギター)
(1,2,6)曲目
Taku Furukawa(ギター)
(4,7)曲目
Atsushi Enomoto(ベース)
(1,3,6)曲目
Shuhei Hamasaki(ベース)
(4,7)曲目
Seiji Okazima(パーカッション)
(3)曲目
Toshiharu Okazima(ドラム)
(1,3,6,8)曲目
Kanako Kotera(ヴォーカル、コーラス、歌詞)
(5)曲目

CDブックレットより

感動メロディが好みの私が聴いた作品全体感想

🎼:Falcom Sound Team jdk

ポップ感
 (聴きやすくメロディアスな曲が多い)
 🟢🟢🟢🟢🟢

演奏乱舞
 (ソロパートなど魅せプレイの充実度)
 🟢🟢⚪⚪⚪

疾走感
 (⇦スローテンポ多・アップテンポ多⇨)
 🟢🟢🟢⚪⚪

ワールドミュージック色
(民族音楽的サウンド)

 🟢⚪⚪⚪⚪

涙腺刺激
(抒情的美メロ)
 🟢🟢🟢⚪⚪

各曲感想 

1、
FIRST STEP TOWARDS WARS
<イース1&2クロニクルズ(イース1)>

 こちらは中学生の頃からお世話になっている名曲。ずっしりと重厚なピアノイントロで始まるので、シックにイージーリスニング風に行くのかと思いきや、ガッツリスピードメタル風になっております。

しっかりとした刻みギターリフが気持ち良く、初代J.D.K. BANDを思い出させてくれるような、キーボードで主旋律を奏でるスタイルが、とても最高です。
 
Bメロにあたる部分はギターで泣き演奏になっているところも、期待を裏切りませんし、ベースソロから、ギターソロへ。そしてピアノでいったん静寂を表現して、また盛り上げるところがバンド演奏の良さを存分に味わえると思います。

2、
フィールド
<ドラゴンスレイヤー英雄伝説>

 中学生の頃からお世話になっている名曲Part2です。
原曲は悲しき使命に立ち向かうような切ない雰囲気の曲でしたが、こちらのアレンジはまた違った切なさを表現していると思います。

ソプラノサックスの優しい演奏をメインに、本田雅人さん在籍時のT-SQUAREがやってそうな、しっとりとした雰囲気の極上フュージョンです。

3、
MOUNTAIN PATH
<英雄伝説 白き魔女>


 パーカッションとヴァイオリンとアコースティックギターで、アイルランド音楽風な爽やかな曲です。
クレジットされていないので尺八で演奏しているのだと思いますが、ティンホイッスルやリコーダーで表現しそうな部分を、見事に西洋表現しているところがカッコイイです。

4、
On The Green Road
<英雄伝説 零の軌跡>


 ハーモニカメインの温かいフュージョンです。
港町の爽やかな朝が想像できそうな明るいサウンドで、アコースティックギターのバック演奏で、ハーモニカとこっそりユニゾンしているところが気持ち良いです。

5、
もっと近くで
<英雄伝説 空の軌跡FC 〜リベールの歩き方>


 ※ヴォーカル曲

6、
一陣の風
<イース セルセタの樹海>


 ハードなイントロから始まり、歌詞が付いたらヒーローアニメの主題歌になりそうなメロディへと繋がって、透き通るキラキラキーボードで極上の激メロサビに突入する、聴き応えのある曲です。

メロディックメタルバンドのストラトヴァリウス風のキーボード音色でソロに入り、ギターソロに続いて行くところが最高です。

7、
QUATERA WOODS
<イース6 -ナピシュテムの匣->


 未開発で自然たっぷりの綺麗な海岸が、頭に浮かぶ感じのフュージョンサウンドです。
アコースティックギターの爽やかな演奏とピアノの演奏がとても心地良く、それプラスヴァイオリンの温かい演奏が加わって、しっかりしたバンド演奏なのにヒーリング感がすごく出ていて癒やされる曲です。

8、
砂の城
<ソーサリアン・呪われたオアシス>


 ヴァイオリンメインの曲で、ツーバス有り、ギターの刻みリフ有りでバックをヘヴィに固めている、ミディアムテンポのヘヴィメタルサウンドになっております。

キーボードとヴァイオリンのユニゾンが厚みを出しており、少し和風な雰囲気のメロディで、和風ギターソロもアクセントになっていて、最高です。
 
日本ファルコムサウンドの表現の1つで、ズンダラ節に当たるであろうリズムが心地良いです。

9、
Le Prelude Pour Xanadu
<ザナドゥ>

 完全なオーケストラアレンジになっております。
フィールド音楽として聴こうとすると、全くイメージには合わないアレンジです。
危機迫る感じで始まり、途中は静かになり、最後どんどん盛り上げていく形式が、かなり本格的なオーケストラになっていると思います。
最後にヴァイオリンのソロ演奏な部分がちょっと見え隠れする感じが、協奏曲的な要素も出しています。

10、
Get Over The Barrier!
<英雄伝説 零の軌跡>
ボーナストラック
 
 ブラスバンドアレンジでとても格好良いです。
高校野球の応援で演奏されていると言われても、信じてしまいそうな分かりやすいアレンジになっていると思います。
この曲自体も勇壮なメロディなので、熱き高校球児の闘いにとても合っていると思います。

最後に

 インストが好きな私が1番重視するのが、やはり演奏感がジンジン伝わってくるかという部分なので、聴く頻度が圧倒的に多いのがフュージョンになります。

 ゲームミュージックも、ハードの性能が上がるにつれ劇中のサウンドも、生演奏と同じに表現できるようになってきおり、ロールプレイングゲームの音楽などはとても格好良いのですが、人の温かみが意外に感じられなかったりします。

 最初にも述べましたが、日本ファルコムさんは数多くのゲームメーカーの中で、劇中のサウンドでその人の温かみを表現できない分、ミュージシャンの方々を助っ人に、とても多い頻度でアレンジCDを発売してくれるので、インスト好きな方には是非ともチェックしておいてほしいゲームメーカーだと思います。

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