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完全インストのメロディック・スピードメタル!ジャパニーズ・メタルの良さが沢山詰まった熱い1作品

2024-02-15

作品名:
Amazement Park !!
(2009年作品)

ミュージシャン:
Unlucky Morpheus

 日本人が作るメタルのメロディというのは、実に感動的なヒロイックサウンドが多いと思います。
そこには、わたくしも大好きであるアニメ・ゲームといった文化が昔からあり、世界をリードしているということに他ならないのではないでしょうか。

子供達のヒーローであったりヒロインである主役を、熱く描くのにヘヴィメタルというジャンルはとてもマッチしていると思いますし、ヴォーカル物であればアニメやゲーム用に作られていないオリジナル作品でも、歌詞の内容そのものが、メッセージとして友情や愛と希望などを歌っているものも多く存在しています。

当然そこに乗っかるメロディは、自然と熱く勇壮なヒロイックサウンドになってくると思います。
そんな他国にはない当たり前の文化が、激美メロを当たり前に生み出せる要因になっているのではないでしょうか。
わたくしは、RPGゲームのラスボスはシンフォニック・メタルを常に期待しちゃいます。(笑)

目次

CDプレーヤーをオシャレにインテリア

  1. CDジャケットアートを収納できる壁掛けCDプレイヤー。
  2. お気に入りのCDジャケットで、さりげないオシャレインテリア。
  3. Bluetooth 5.0搭載で、ワイヤレスイヤフォンやBluetoothスピーカーに接続可能。
  4. ホワイト・ブラックの2色

作品ポイント

原曲有りのインストアレンジ作品である。

素晴らしい演奏ですが、プレイヤーのソロアルバムのように演奏技術を披露する傾向のある作品とは違い、楽曲全体のバランスが良いメロディック・メタルサウンドである。

メロディック・スピードメタルから、ジャズ調、プログレ風、ポップな聴きやすい曲まで、幅広いギターインスト・メタルが楽しめる。

メンバー

Produced & Arranged by
Unlucky Morpheus
All songs composed by
ZUN(上海アリス幻樂団)

CDブックレットより

Unlucky Morpheus
yuki
(7弦ギター)
(6弦ベース)
(キーボード)
(プログラミング)
(アレンジ)

Mixed at Studio Arivista
Mixing Engineer
Kensuke Matsuyama

<Special Thanks to…>
ZUN
まじかる☆にんじゃ
LIGHT BRINGER
Ⅺ〜サイ〜

CDブックレットより

感動的メロディーが好みの私が聴いた場合の全体感想

🎼:Unlucky Morpheus

メロディアス
(聴きやすさ)
🟢🟢🟢🟢⚪

涙腺刺激
(抒情的美メロ)
🟢🟢⚪⚪⚪

演奏乱舞
(ソロパートなど魅せプレイの充実度)
🟢🟢⚪⚪⚪

曲展開
(←シンプル・複雑→)

🟢⚪⚪⚪⚪

疾走感
(⬅スローテンポ多・アップテンポ多➡)
🟢🟢🟢⚪⚪

ワールドミュージック色
(民族音楽的サウンド)
⚪⚪⚪⚪⚪

ファンタジック
(壮大・神秘・幻想的)
🟢🟢⚪⚪⚪

各曲感想

1,
Sky anthem
【原曲:スカイルーイン】

 ファンタジックな物語がこれから始まるイメージをメロディに乗せたような、ベタではありますが出発の雰囲気ある明るいオープニング的短曲です。

2,
百鬼飛行
【原曲:万年置き傘にご注意を】

 とてもポップで馴染みやすいメロディのスピードメタルとなっております。
単調な疾走ではなく曲展開もしっかりとあり、ツインギターのハモリやユニゾンの演出も格好良く、途中一旦静かになりギターソロから、初期ハロウィン的なユニゾンもちょこっとあり盛り上げてくれます。

3,
花咲く春のある限り
【原曲:春の湊に】

 前曲から続きこちらも疾走スピードメタルとなっております。
曲名にもある通り、春をイメージしやすい卒業・入学メロディといった印象を受け、個人的には卒業メロディの方な感じがします。
せつない感じのメロディと希望あるメロディの中間といった感じで、もちろん個人で持っているイメージは違うと思いますが、わたくしはとても「楽しい思い出をありがとう」といったメッセージが似合うメロディだと感じます。
曲名に引っ張られていると言われたらそれまでですが、Raphaelの作るサウンドに近く、ティーンへ向けたメッセージ性がとても感じられました。
展開はシンプルで変に失速したりしないのでとても気持ちよく、ツインギターのハモリ演出が映える日本人好みのメロディック・スピードメタルだと思います。

4,
THE PURPOSE SONG
【原曲:青空の影】

 初期Steve Vai作品にありそうな、心地良い疾走に乗せテクニカルなギター演奏を展開していく曲です。
シンプルで心地良いギターのバッキングリフに、速弾きをたっぷり堪能できます。
ただとても短い曲となっております。

5,
Mystic ghost
【原曲:怪綺談 〜Mystic Square】

 ダークなメロディのイントロとブラストビートで、デス、ブラックメタルな雰囲気で始まりますが、サビになると一気に明るいメロディになる、カッコイイ展開の曲です。
明るい部分やソロのメロディは、少し『和』な印象がありますが、曲全体の印象は初期SOILWORKなどに近い気もします。

6,
天上天下唯我独尊
【原曲:時代親父とハイカラ少女】

 昔懐かしいツイスト系ロックンロールとハードロックが融合したようなサウンドです。
弾きまくりのリードギターとテンポよいリズムギターのリフが気持ちよく、ツインギターのユニゾン、ハモリも沢山あるギターインストが楽しめます。
途中、コントラバスのピッツィカート奏法が鮮明に浮かぶような、ジャズ風に一気に変化するところもカッコイイです。

7,
Pendulum of Rose
【原曲:小さな小さな賢将】

 ネオクラシカルとパワーメタルが融合したような、様式美疾走ヴィジュアル系メタルとなっております。
ツインリードのハモリ、ユニゾンがとても際立つサウンドになっており、全体的にギターの速弾きが目立ち、ところどころ散りばめられたキラキラキーボードの音もカッコイイです。
複雑な曲展開もなく一気に駆け抜けるスタイルで、疾走メタルが好きな方にオススメです。

8,
Perverseness
【原曲:少女さとり 〜3rd eye】

 疾走はそこまでしていないのですが、メロディがとても好みな曲です。
悪魔城ドラキュラのような雰囲気のあるゴシックサウンドに、熱く胸にしみるギター演奏が絡みつくカッコイイ曲です。
ヴォーカルがYAMA-B時代の初期GALNERYUSでありそうな雰囲気も感じられ、哀愁あるメロディをツインギターのハモリで演奏する部分や、高音の泣きのギターで入るソロなどが印象的です。

9,
Somewhere out in sky
【原曲:閉ざせし雲の通い路】

 哀愁ある泣きのギター演奏がたっぷり味わえる、シンフォニック系、スピードメタルとなっております。
オーケストラサウンドが無く、シンセのストリングスがバックに軽く入っているだけなので、純粋なシンフォニック・メタルとは言えないのですが、曲全体で見るとストリングスだけでも十分雰囲気は出ています。
キーボードとギターが交互に来る部分や、キーボードとギターのユニゾンも素晴らしく、せつなさと勇壮さが絶妙に合わさったメロディを、クリアな高音泣きのギター演奏からツインでハモリに展開していくところなんかも好きです。
アルバム最後の曲ということもあって、エンディングらしいメロディの曲を持ってきているところの演出も個人的に最高だと感じました。

最後に

 今回、大変貴重なHR/HMジャンルのオールインスト作品でしたが、CDブックレットにコメントで、「ギターインストを作るのが長年の夢だったので・・・」と書かれている通り、物凄い内容の濃いものになっていると聴く側も感じました。

本当にリリース数は少ないですが、凄腕で有名なギタリストやキーボーディストなどがソロ名義でしてインスト作品を出していたりします。
しかし大体がテクニックの限界に挑んだり、普段できないような演奏を収録したりして、技を披露する超絶技巧作品になってしまっている事が多い印象です。

そんな中この作品は、全曲がメロディアスで日本人好みのサウンドが沢山詰まっていると思います。
そして、ゲームミュージックのようなファンタジックな方向に行きすぎていないのに、感動的なメロディや展開もしっかりと押さえていて、テクニックの部分もちゃんと技巧演奏が散りばめられている、バランスのとても良いHR/HMインスト作品になっていると思います。

激しいメタル系インストに埋もれてみたい方は、聴いてみてはいかがでしょうか。
流通は少ないです。m(_ _)m


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Posted by awa-taiko