テクニカルな演奏とポップなメロディがバランス良いギターインスト!1作品

2024-12-10

作品名:
SPRING HAS COME
(2022年作品)

ミュージシャン:
春畑道哉

 TUBEのギタリスト春畑道哉さんの、熱くメロディアスな曲達が沢山収録された作品になります。
CDジャケットなどにベストアルバムとは表記されていないのですが、構成はベストアルバムに近い内容になっており、昔の曲も沢山入っているのでとても内容の濃いアルバムだと思います。

TUBEというグループは少しふざけた曲はあるけど、ダークな曲は一切無いイメージです。
恋愛や友情を歌った内容が多い印象でもあるので、メロディも熱いものが多く感じます。
そんなTUBEの作曲のほとんどを担当しているというのも驚きの一つですが、インストゥルメンタルのソロ作品が、TUBEっぽくなっていないところが更に驚きです。

生み出す曲数の多さに対して、かぶらない作曲センスと才能の素晴らしく格好いいギタリストだと思います。

ソロデビュー35周年の11thアルバム、スポーツ系のテーマ曲が沢山入った作品で、初回生産限定盤には音楽人生で使用したギターやその思い出、フェンダー社で日本人初のシグネイチャーモデルの発売などの歴史を、ギターの写真とともに解説した豪華フォトブックと、『LIVE AROUND 2022 SPRING HAS COME』のダイジェストDVDも付いております。
フォトブックはギターをプレイするのが趣味な方や、プロを目指している方にはとても夢のある内容になっていると感じました。

ポイント

スポーツテーマ曲の熱いメロディアスな曲が多い。

春畑さんソロ作品全てに言えることですが、TUBEとは違ったサウンドが楽しめる。

ほとんどがベース・ドラム参加でノリの良いバンドサウンドで構成されている。

・通常版
・初回生産限定盤
・初回生産限定盤+Amazon限定メガジャケ付きもあり

レコチョク・タワーレコード試聴有り

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目次

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参加ミュージシャン(CDブックレットより)

Sound Produced by Michiya Haruhata

春畑道哉
(作曲)
(アレンジ)
(ギター)
(ベース)
(パーカッション)
(コーラス)
(ウクレレ)
(キーボード)
(ピアノ)
(ヴァイオリン)
(ヴォーカル)
(口笛)

Hideyuki Terachi
(ストリングスアレンジ)

Yusuke Miyazaki
(アレンジ)
(キーボード)
(コーラス)

Kazuki Katsuta
(サックス)
(コーラス)

SATOKO
(ドラム)
(パーカッション)
(コーラス)

Shota Okuno
(ベース)
(パーカッション)
(コーラス)

TAMA MUSIC
(ストリングス)

Cher
(作詞・作曲)
(アレンジ)
(ギター)
(ヴォーカル)

Akira Sato
(コーラス)

Hiromi
(コーラス)

Mito
(コーラス)

Eriana
(ヴォーカル)

DJ cool-k
(Beats)

Rinko Urashima
(ヴォーカル)

Sonoko Muraoka
(チェロ)

感動的メロディーが好みの私が聴いた場合の全体感想

🎼:春畑道哉

ポップ感
(聴きやすくメロディアスな曲が多い)
 🔴🔴🔴🔴⚪
演奏乱舞
(ソロパートなど魅せプレイの充実度)
 🔴🔴🔴🔴⚪
疾走感
(⬅スローテンポ多・アップテンポ多➡)
 🔴🔴🔴⚪⚪
ワールドミュージック色
(民族音楽的サウンド)
 ⚪⚪⚪⚪⚪
涙腺刺激
(抒情的美メロ)
 🔴🔴🔴⚪⚪

各曲感想

1,
Spring has come

 爽やかで軽快なフュージョンとなっております。
サックスとギターの派手すぎず丁寧なバトルが魅力で、ファンキーでキレのあるギター演奏がとても心地良い曲です。

2,
FANTASIA 〜LIFE WITH FOOTBALL〜

 ストリングスがとても似合うメロディのヒロイックサウンドに、ロックなギターの技巧プレイが存分に味わえる美メロ曲です。
中盤の熱いギター演奏から一度溜めのようなプチ静寂があり、そこから一気にメインメロディがどんどん厚みを増していく展開がとても好みです。

3,
I feel free(feat.Char)

 とてもファンキーな曲で、エッジの効いたギター演奏をメインに爽快に進行していきます。
純粋にギターバトルを楽しめる曲でもあり、速弾きなどのHR/HM路線ではなく質の高い音を全身で浴びるような、春畑さんとCharさんの演奏が楽しめます。

4,
Promised Land

 メロディの雰囲気は違うのですが、世界観はTUBEに近い気がします。
ミディアムテンポのとてもポップな曲で、ヴォーカル曲にしても合うような聴きやすいサウンドです。
最後だけど終わりじゃない、私の好きな『ありがとうエンディング』タイプのメロディが、シチュエーションによっては感動の涙を誘うような素敵な曲です。

5,
J’S THEME(Jのテーマ)〜FRONTIER ver.〜

 この曲は私世代にとってはとても印象深い名曲だと思います。
私自身、田舎の中の田舎で生まれ育ったため、小・中学校ともサッカー部というものがなく『キャプテン翼』の世界の中だけで触れるか、ただボールを追いかけるレベルに近い遊びでしか知らなかったサッカーというものの本物に初めて触れたJリーグ開幕。
前半は少し静かに抒情的な美メロ進み、中盤から同じメロディで盛り上がっていくところがとても好きで、ギターの演奏もそれに比例して激しくなっていく定番的な展開が心地良く、私的には三浦知良選手とこの曲がセットで青春と感動の思い出です。

6,
ノスタルジア(at Billboard Live YOKOHAMA)

 春畑さんのピアノ演奏で、素人の私が言うのも失礼ではありますが、トップのミュージシャンというのは何でも出来るんだなぁと思わでてくれる曲です。
古風という意味ではないのですが、とても日本的な落ち着けるメロディと、どこかせつない世界観がドラマやリアルでの恋愛に色んな意味で味付けをしてくれそうな1曲だと感じました。

7,
Kingdom of the Heavens

 とても熱い曲で、スポーツにベストマッチな世界観だと思います。
ゲームやアニメのテーマ曲になっていてもおかしくないくらいのスポーツ的勇壮さと友情的な感動が押し寄せる良曲です。
後半に行くに連れて盛り上がっていくのは当然ながら、最後にイントロと同じメロディの盛り上げヴァージョンを持ってきて、フィナーレという言葉がぴったりな締めが来るのがたまらないです。

8,
John English

 メロディがたまらなく好みで、こちらもスポーツの大会締めくくりにとてもとても似合いそうな熱い感動曲です。
インスト好きな私の主観ですが、どんなに悪い結果だったとしても全てこの曲が最高の思い出にしてくれそうなメロディと世界観です。
曲が短めなのがとても残念で、もう3回くらいしつこく盛り上げてほしい気持ちもあります。

9,
Life is Beautiful

 アコースティックなサウンドに春畑さんの口笛とヴォーカルで、お茶目な曲といった感じです。
とても短い曲です。

10,
WE PROMISE

 スタート直後はオーケストラとエレキギターの共演を想像できるような展開で進み、一気にバンドサウンドへと入っていくところが爽快で、ポップなエンディング感のあるメロディが感動を誘う曲です。
後半コーラスが目立つのが個人的には少し残念ですが、バック演奏のクリアでエッジの効いた高音ギターが心地良く、泣きの演奏がたっぷり楽しめるのは良いです。

11,
Period

 バラード色の強い曲で、友情がテーマのドラマで重要な場面のバックミュージックがとても似合いそうな良曲です。
ギターの熱い美メロ演奏もたっぷり有り、中盤からチェロのムードある演奏が入り少し大人な人生ドラマのような世界観が感じられました。

最後に

 春畑道哉さんのようにメインで活動している音楽グループがある場合、どうしてメインの印象が強くあり、私は求める物も印象の強い方の音になります。

真意はもちろんわかりませんが、ミュージシャンは普段やらない方向性だったり音を追求したくなるものだと思いますし、実際ソロ名義だと全く違った世界観を表現するプレーヤーが多いと感じます。

そんな中、春畑道哉さんは期待を裏切らない音とメロディを作品として発表してくれる、とてもありがたく嬉しいミュージシャンです。
最初にも書きましたが、TUBEそのままをやるのではなく、音と世界観だけ綺麗に残し、インストならではの技巧プレイを全面に押し出す曲や、歌が無く言葉がない分メロディと展開で、TUBEが歌詞で伝えるのと同じように感動を与えてくれます。

そんな美メロディと感動の展開のある曲を特に集めた今作は、インスト好きの方には胸にグッとくる作品になっていると思います。

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