何年たっても色褪せないポップなメロディックフュージョン1作品

2024-12-25

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 インストゥルメンタル音楽を好きになるきっかけとなった作品 

作品名:
R・E・S・O・R・T
(1985年作品)

グループ名:
THE SQUARE

 30年以上も前の話ですが、小学校低学年の頃父親の部屋からキレイな音の曲が聞こえてきて、演奏しているテレビ番組かなにかの録画を見せてもらいました。

そこには、黄金に輝く縦長の楽器を吹き鳴らす、シブイ顔の男性をセンターにカッコいいバンドが演奏していました。
フュージョン好きな方にはお馴染み中のお馴染み、当時『THE SQUARE』現在『T-SQUARE』の曲は[OMENS OF LOVE]です。

リリコンの、楽器なのか何なのか一瞬わからなくなるような独特な音色に凄く感動し、知識のない子供だったので、「一体どこが共振して音が出ているのか?」と不思議に思ったのをおぼえています。

ですが所詮子供なので調べたりなどはしませんでしたし、父親も父親で聴くのが好きなだけで音楽に詳しいわけではなかったので、質問しても確か「機械を通して出てるんだよ」くらいしか知らなかったと記憶しています。

とにかくリリコンの音色とメロディに夢中になり、父親が面倒くさくなるくらい、ひたすらその演奏映像を見せてもらい聴いていた『OMENS OF LOVE』の入った作品になります。

ポイント

ポップで明るいポジティブサウンドが楽しめる

現在のT-SQUAREサウンドの原点だと個人的に感じる作風である。

ゲームミュージックの世界観にも通じるメロディが満載。

リリコンの音は素晴らしい

 1985年リリースアルバムで当時は小学生だったので、楽器がどうとかは特に考えて聴いていたわけではなく、とにかくリリコンを操る伊藤たけしさんがカッコよくて、
同時に、鋭く厚みのある電子音のリリコンに魅了されていました。

リリコン自体は製造中止になったために使用しなくなってしまったようで、とても残念です。
もちろんウインドシンセも素敵です。

アルバム『R・E・S・O・R・T』

レコチョクは試聴が出来ます。

🎼:THE SQUARE

感動的メロディーが好みな私が聴いた場合の全体感想

メロディアス
(聴きやすさ)

疾走感
(⬅スローテンポ多・アップテンポ多➡)

涙腺刺激
(抒情的美メロ)

ワールドミュージック色
(民族音楽的サウンド)

演奏乱舞
(ソロパートなど魅せプレイの充実度)

ファンタジック
(壮大・神秘・幻想的)

曲展開
(←シンプル・複雑→)

この作品の中のお気にいり


1曲目.Omens Of Love

3曲目.Chances

8曲目.Prime

1,
Omens Of Love

 とても有名な曲で、ご存じの方も多いと思います。
少しファンタジックで宇宙をイメージしたようなシンセサウンドから始まり、リズム、テンポも凄く馴染みやすいキャッチーでポップな曲です。

晴れの日の海岸沿いドライブには最適で、リリコンの鋭く爽やかな音色がとても格好良く、エレキギターのメロディアスなソロやリリコンとのハモリも聴きどころです。


3,
Chances

 軽快に弾むリズムでピアノ演奏が心地良くて、サビになると哀愁感のあるちょっと切ないメロディになる所がツボです。最後アルトサックスが入ってくるところも素敵です。

8,
Prime
 
 リリコン全開で、安藤まさひろさんのギターリフとソロがカッコ良く、メロディアスハードロックをインストで表現した感じです。

最後に

 インストゥルメンタルとの最初の出会いとなるアルバムで、父親の部屋でミュージックビデオを見せてもらっていたのが懐かしく、
沢山のポジティブメロディの詰まった作品で、THE SQUAREを流しながら車で海沿いをドライブしていた記憶も鮮明に覚えています。

 なぜ私がインストゥルメンタルに食い付いたのか?と、楽器演奏者に食い付いたのに自らは楽器プレイしたくならなかったのか?は永遠の謎です。((笑))
もし小さい頃から楽器を習ってさえいれば!俺だって・・・。
あ〜後悔。