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ファンタジック寄りのバンドスタイル・インストゥルメンタルが大好きな私の、原点・基準であり、音楽の好み形成で全ての元になった作品三部作!!

2024-02-15

パーフェクトコレクション イースⅣ ザ・ドーン オブ イース Vol.1.2.3
/日本ファルコム
(1994年作品)

編曲:
米光亮

 私がインストゥルメンタル(特にバンドスタイル)が好きになったきっかけは、
他の投稿でも述べたことがありますが、父親がフュージョン好きで幼い頃から常に家・車の中ではフュージョンが流れていた事によります。

そういった環境の中で、物心ついてから一番最初に触れたインストの記憶が、
T-SQUAREの『OMENS OF LOVE』、
CASIOPEAの『Looking Up』、
松岡直也の『SUNSPOT DANCE』になり、
個人的に、『全ての始まり3大メロディアス・フュージョン』なんて表現してます。

 そんな中で、まだCDを買って音楽を楽しむという状態になかった私が、
ゲーム機PCエンジン CD-ROM ² との出会いで、お金を払い(CDを買い)音楽を楽しむスタートになりました。

 当時中学生だった私達の間で、まず噂になったのが「PCエンジン CD-ROM ² は、ゲーム中の音楽が生演奏らしいよ!?」でした。
もちろん実際には違うのですが、ど田舎少年で知識の乏しい私は信じ込んでいました。
そして、家が少しお金持ちの友達がPCエンジン CD−ROM ² を購入し、初めての触れる機会では、他のみんながゲーム自体を楽しみにしていた中、私は早くサウンドが聴きたくてたまりませんでした。

そしてゲームが始まった時は、「本当だ!生演奏だ!」と、鳥肌が立つほど感動したのを覚えています。
今となっては当たり前のように知っている、【打ち込み制作】なんて言葉を知るはずもなかったわけです。

そして、そのゲームというのが日本ファルコムのイースⅠ・Ⅱでした。

その後のイースⅢとゲームを見て知った私は、最初の興味の向く方向は変わらず、ゲームをプレイしたいというより、サウンド面に惹かれていったわけです。

その後に、新作イースⅣ THE DAWN OF Ysが発売され、全曲をアレンジしたCDが3部作で出ると知り、高校1年生になり小遣いも一応貰えていたので、全て即購入しました。

それが今回投稿紹介する3枚になります。
少年だった当時の感想は、
「こんなに隅から隅までメロディアスに溢れたバンド演奏スタイルに出会えるなんて、夢のようだ!」
というような感じだったと記憶しております。

 生バンドを立ててのアレンジではないので、最初に述べた3大メロディアス・フュージョンのような、
厚みがあり、人の演奏が想像できるようなサウンドとまではいきませんが、
シンセサイザーのインストグループのような、生楽器音も多用された打ち込みアレンジで、Vol.3は生ドラム・生ギターも使用されております。

そして、現在でも曲選びの土台となっており、この作品のメロディはもちろん、世界観や雰囲気など全てにおいての基準になっていると言えるほど神作品です。

3作品のポイント

・昔の作品ですが、ゲームミュージックアレンジとしてレベルが高いと思います。

・バンド演奏を模したアレンジが主体で、個人的にはフュージョンとしても充分楽しめる。

・1曲ごとの収録時間が短く、残念。

目次

CDプレーヤーをオシャレにインテリア

  1. CDジャケットアートを収納できる壁掛けCDプレイヤー。
  2. お気に入りのCDジャケットで、さりげないオシャレインテリア。
  3. Bluetooth 5.0搭載で、ワイヤレスイヤフォンやBluetoothスピーカーに接続可能。
  4. ホワイト・ブラックの2色

作曲・編曲・スタッフ

Vol.1、2、3共通

作曲
Falcom Sound Team J.D.K.

編曲
米光亮

CDブックレットより

<Executive Producer>
MASAYUKI KATO(Nihon Falcom inc.)

<Producer>
FUJIO SAKAI

<Director>
JUN ENDO
MIEKO ISHIKAWA(Nihon Falcom inc.)

<Sound Engineer>(Vol.1のみ)
SHIGERU MATSUMURA(MIT STUDIO)

<Masterring Engineer>
SEIJI KANEKO

<Design>
NOBUO TSUCHIYA(WORKS D)
SHINICHI MATSUDA

<Cover Illustration>
YUKITOSHI HOTANI

<Special Thanks>
MAKOTO SUZUKI(COMPOSER)

CDブックレットより

パーフェクトコレクション イースⅣ ザ・ドーン オブ イース Vol.1

 Vol.1は物語前半の曲が集まっていることもあって、比較的明るい雰囲気の楽曲が多い印象です。
米光亮さんの好きなところは、原曲を崩さずプラスαでパワーアップアレンジをしてくれるところです。
そんな素晴らしい魔法が沢山詰まった3作品中のVol.1。

レコチョクは試聴出来ます。

感動メロディが好みの私が聴いた作品全体感想

🎼:米光 亮

ポップ感
(聴きやすくメロディアスな曲が多い)
 ❤❤❤❤❤

演奏乱舞
(ソロパートなど魅せプレイの充実度)
 ❤🤍🤍🤍🤍

疾走感
スローテンポ多・アップテンポ多
 ❤❤❤❤🤍

ワールドミュージック
(民族音楽的サウンド)
 🤍🤍🤍🤍🤍

涙腺刺激
(抒情的美メロ)
 ❤❤❤🤍🤍

各曲感想

1.
ダーム

 イースⅡのラストボスのBGMをオーケストラアレンジしています。
音はシンセオーケストラと生オーケストラサウンドの中間的な感じで、迫力ある勇壮な曲です。

2.
FOUNTAIN OF LOVE ’93

 初期のイースシリーズの街でよく聴くようなサウンドで、自然が溢れた活気ある様子が感じられる優しく弾むような曲です。

3.
TEARS OF SYLPH

 もの哀しく幻想的な雰囲気で、S.E.N.S.の初期作品『海のシルクロード』あたりに通するような曲です。

4.
THE SYONIN

 タイトル通り商人をイメージしたんだと思いますが、こちらのアレンジだと朝日眩しい森林で早朝散歩なんかが想像できる、爽やかなサウンドになっています。

5.
LILIA

 リリアの作品内の存在感が表現できている曲だと思います。アコースティックギターの軽快な演奏が気持ち良い曲です。

6.
復活の儀式

 暗く怪しい雰囲気の曲で、マーチングドラム的なリズムが印象的です。

7.
THE DAWN OF Ys

 沢山のアレンジヴァージョンが存在するMy神曲です。
ナンバーワンアレンジは以前紹介していますが、こちらはサントラの原曲ほぼそのままが重厚に生まれ変わったという感じで、ギターとドラムの演奏がクッキリになってフュージョン感が増しています。

8.
プロマロック

 クリアなバックのシンセが気持ち良く、ギターの弾む演奏も魅力的です。
サビにあたる部分が少し切ないメロディなのが好きです。

9.
THE SYOBAININ

 テンション上がるノリの良いファンクミュージック風の曲です。

10.
涙の少年剣士

 ドラム演奏がハッキリとしたアレンジになっていて、爽快な聴き心地です。メロディが少し悲しげなためノリとは逆に切なさも感じれる曲です。

11.
カーナ

 90年代JPOP感が感じられるヴォーカルが似合いそうな、Falcomらしい良曲です。

12.
ロムン帝国

 ファンキーソウルミュージックのような世界観の曲で、帝国という曲名のイメージというより、悪さを企んでいるギャング達が思い描けるようなサウンドです。

13.
フィールド

 名曲中の名曲で、原曲にはないオープニングイントロ的な始まりから入るところがテンション上がります。
沢山あるゲームメーカーの中で『フィールド』曲に対しての力の入れ方がハンパなく、日本ファルコム特有の表現力が光る、こちらも神曲です。

14.
優しくなりたい

 恋愛的シーンにとても似合うメロディで、とてもベタな曲です。
誰かを想う女性の気持ちが綺麗に表現されている曲だと思います。
クリアなサウンドがとてもマッチしております。

15.
壊れた砂時計

 プリンセスプリンセスの『M』を彷彿とさせるような恋愛バラードサウンドです。
泣きのギターが盛り上げ、こちらも誰かを想う女性の気持ちが素敵に表現されている良曲です。
歌詞が付いてもきっと似合います。

16.
ダンジョン

 暗く涼しい洞窟がうまく表現されていると思います。
水が滴り落ちるSEも雰囲気を盛り上げています。
曲の最後が宝箱を空けた時の曲を、さり気なくアレンジ挿入しています。

17.
バトル#58

 イースシリーズのバトルサウンドの王道的メロディです。
テクノ系のサウンドとハードロックの融合が気持ち良く、メロディアスではないですが、危機迫る感が凄く出ていてテンション上げてバトルに挑めるような雰囲気です。

18.
ゲームオーバー

 とても優しくゲームオーバーの事実を知らせてくれる曲です。

19.
イースⅣ〜SUPER MEGA MIX VERSION
ボーナストラック

 Vol.1の楽曲を厳選して見事に繋げた曲で、使用された曲は少し別アレンジとなっているので、
これはこれでまた新鮮に聴くことが出来ます。
ノリを重視しているので、ダンスミュージック的感覚で楽しめます。

パーフェクトコレクション イースⅣ ザ・ドーン オブ イース Vol.2

 Vol.2は私が理想とするバンドサウンドが沢山詰まっている作品になります。
ヒロイックサウンドが乱舞しフュージョン的要素もしっかり感じられる、
ファンタジック+フュージョンが見事に実現されていると思います。

レコチョクは試聴出来ます。

注意
レコチョク配信版は、CDの3曲目『偉大なる試練』がカットされています。

感動メロディが好みの私が聴いた作品全体感想

🎼:米光 亮

ポップ感
(聴きやすくメロディアスな曲が多い)
 💙💙💙💙💙

演奏乱舞
(ソロパートなど魅せプレイの充実度)
 💙💙🤍🤍🤍

疾走感
スローテンポ多・アップテンポ多
 💙💙💙💙🤍

ワールドミュージック
(民族音楽的サウンド)
 💙💙🤍🤍🤍

涙腺刺激
(抒情的美メロ)
 💙💙💙💙🤍

各曲感想

1.
溶岩地帯〜エルディールにくちづけを

 とても格好良いHMサウンドです。
キーボードの演奏が様式美を意識したネオクラシカルになっており、
バックのギターも厚く、ただ疾走するだけではないドラムパターンも演奏してる感が出ていて好きです。

2.
五忠臣

 神秘的であり切なくもある幻想的な曲です。

3.
偉大なる試練

 あえて書きませんが、ある曲に似すぎており、カヴァー曲と言ってもおかしくない出来。
真相はわかりませんが、著作権で何か問題でもあったのでしょうか?
レコチョクでは配信がカットされております。
曲自体ですがゲーム中使用原曲からとても素晴らしい仕上がりで、本人の曲からすると雰囲気は少しポップな感じに聞こえますが、バックのギター演奏から、曲の展開、そしてあの曲に似すぎているメロディと、ロングヴァージョンにしてシングルカットされてもおかしくないように思えるくらいです。
キーボードとギターの登場バランスが素晴らしく、キーボードで進行していき、サビにあたる部分はしっかりとギターで演奏してくれているので、HM感も抜群です。

4.
闇の一族

 スローテンポでダークな雰囲気がある曲で、ギターのキュルキュル弾きまくるアドリブソロ的演奏が激しくて良いです。

5.
セルセタの樹海

 ファルコムさんお得意の、もちろんオリジナルネーミングでしょうが
『ズンダラ節』と呼ばれているリズムが気持ち良い、こちらも神曲です。
この曲ともう一曲あるのですが、まず私が一番理想とするバンドスタイルのインストと言うかフュージョンの内の1曲です。
ファンタジックだけど度が過ぎない程度で、ポップで切なくもあり勇壮でもある。
そしてしっかりと演奏している感があり、もちろん人によって感じ方は違うと思いますが、T-SQUAREの『OMENS OF LOVE』から受ける印象ととても近く、プラスαでファンタジックという素晴らしい名曲です。
こちらの作品のアレンジだと最後にキーボードソロが追加されているので、なお最高です。

6.
追憶の彼方に

 ワルツのような雰囲気の曲で少し切ないメロディです。

7.
燃ゆる剣

 先程の『セルセタの樹海』に続いて早くも出てきました、理想の曲2曲目です。
こちらは切なさが強い感じのメロディで、複雑にせず聴きやすくノリやすいテンポとリズムが気持ち良く、
透き通るようなバックのキーボードサウンドが胸に響き、今作品のアレンジはしっかりとしたギター演奏も表現されているのと、
Cメロ的なつなぎも展開を際立たせており質の高いフュージョンになっていると思います。

8.
賢者

 ケーナ・サンポーニャ辺りの民族楽器を表現したようなサウンドになっております。

9.
古代の伝承

 アニメなどで過去にあった出来事を振り返るような場面で聴かれそうな曲です。
神秘的な雰囲気の中に、途中とても切なく物悲しい感じが表現されたメロディが出てきて、結構感動する民族音楽チックな曲です。

10.
リーザ

 ヒロイン感を素敵に表現している素晴らしい曲です。
ポップで複雑な運命を背負っているような独特な切なさというか哀愁感漂うミディアムテンポの、シンプルな良フュージョンです。

11.
伝説へ続く道

 ファルコムが得意としていると思うフィールド良曲です。
新しい展開へと向け勇ましく足を運ぶ感じが出ている、アップテンポでノリの良いキーボードサウンドです。ギターの格好良い演奏も途中でカットインしてきて、好きです。

12.
リーザ〜胸に秘めた想い

 神秘的なシンセサウンドです。物語の重要な場面で流れそうな曲です。

13.
聖域

 鐘の音をイメージしたような音使いと妖しげな雰囲気が入り混じった不思議な曲です。

14.
エルディール

 しっかりとリズムを刻み、恋心を抱くヒロインの切ない雰囲気が伝わってくるようなスローの曲で、1曲目の溶岩地帯の別アレンジヴァージョン的な曲です。

15.
流砂の渓谷
 
 こちらも『ズンダラ節』にあたると思います。
軽快に弾むリズムと感動シーンではなくアクションが加速する場面のはずなのに、どこか切ないメロディを用いるところが、さすがファルコムというところでしょうか。

16.
不安

 曲タイトルから全く想像できない、メロウで哀愁感漂う松岡直也さんタイプのバラードフュージョンです。

17.
紅の翼

 またも『ズンダラ節』炸裂のファルコムの現作品にも確実に受け継がれている、ハイレベルなフィールド音楽タイプの曲です。
イントロのメロディをサビに持ってくる、こちらも私好みの勇壮フュージョン系サウンドです。クリアなシンセサウンドに、しっかりと弾きまくるギターが絡む格好良い曲です。

18.
REST IN PEACE

 シンセの美しいサウンドとメロディの、極短曲です。

19.
FEENA

 イースⅡオリジナル曲のアレンジになります。
出だしはオリジナルと変わらないスタイルで進行しますが、途中からドラムが入りしっかりとしたリズムを刻み出します。
雰囲気は何か良からぬことが起こる前ぶれのような感じに変わり、透き通るシンセサウンドに乗せオリジナル曲とほぼ同じメロディを奏でていきます。
感動系ではないですが、美しいアレンジになっていると思います。

20.
TOWER OF THE SHADOW OF DETH

 イースⅠの名曲のアレンジです。曲展開はオリジナルとほとんど変わりませんが、とにかく音の厚みがパワーアップしており、シンセでのホーンセクションの音がプラスされていることで、ブラスバンドの演奏とロックの融合的サウンドに生まれ変わっております。賑やかさがも増しておりテンションがより上がります。

21.
THE LAST MOMENT OF THE DARK

 ラスボス登場的な危機感迫る曲です。ギターの演奏が重厚で、ズンズン迫りくる恐怖がハードに格好良く表現されていると思います。

22.
イースⅣ〜SUPER MEGA MIX VERSION #2
ボーナストラック

 Vol.2の楽曲を厳選して見事に繋げた曲で、使用された曲は少し別アレンジとなっているので、
これはこれでまた新鮮に聴くことが出来ます。
ノリを重視しているので、ダンスミュージック的感覚で楽しめます。

パーフェクトコレクション イースⅣ ザ・ドーン オブ イース Vol.3

 好みの曲数で言ったら一番少ない作品ですが、3作品目ということもあって生演奏感がスケールアップしております。
展開が濃密な曲や、メタル的ハードさが素晴らしい曲などが特に揃っていると思います。

レコチョクは試聴出来ます。

感動メロディが好みの私が聴いた作品全体感想

🎼:米光 亮

ポップ感
(聴きやすくメロディアスな曲が多い)
 💚💚💚🤍🤍

演奏乱舞
(ソロパートなど魅せプレイの充実度)
 💚💚💚🤍🤍

疾走感
スローテンポ多・アップテンポ多
 💚💚💚🤍🤍

・ワールドミュージック色
(民族音楽的サウンド)
 💚🤍🤍🤍🤍

涙腺刺激
(抒情的美メロ)
 💚💚🤍🤍🤍

各曲感想

1.
THEME OF ADORU 1993

 アドルのテーマ曲ですが、初期のヴァージョンから比べると設定上の本人成長と比例し、凛々しくも堂々とした曲にパワーアップしていると思います。
リズムも弾むようなノリの良い感じとなり、シンセの音が豪華になっています。
途中にインターバル的な演奏休めみたいな部分が入り、またAメロに戻るといったような構成もこの作品ヴァージョンの楽しみです。

2.
お家

 曲名通りほっこりとした雰囲気の心休まる曲です。

3.
道化師の誘い

 ドラムパターンとベースラインが気持ちよく、神秘的な音使いが綺麗です。
コーラスが入っているところが、より後半の盛り上がりに華を添え、物語の最終局面に向かう大事な場面的な雰囲気が伝わってきます。

4.
幻覚

 少しハチャメチャなメロディで始まりますが、サビの部分の美しいメロディで一気に雰囲気が一変します。
最後アコースティックギターの悲しげな演奏とメロディで終わっていくので、最初のメロディの割に良曲な印象です。

5.
悲しくて

 キラキラしたシンセサウンドで、切ない乙女心を表現しているようなドラマチックな曲です。

6.
レファレンス

 日本、または中国やタイ辺りの古都をイメージ連想させたいCMなどでありそうなイントロから、
少しコーラスも入り一気に盛り上がるニューエイジ的な雰囲気の曲です。
最後のオルゴール音でフェードアウトしていくところが淋しさを感じさせます。

7.
古代都市胎動

 前曲と繋がりがあるのか、オルゴール音で始まり、その後一気にオーケストラサウンドで盛り上げます。行進曲風のリズムにトランペットをメインに押し出し、バックのストリングスとマッチしており、出陣を強く連想させるようなメロディで力強い曲です。

8.
古代都市浮上

 恐れていたことが起きてしまった状況が伝わってくるツーバスのメタル曲です。
ハードではありますが、メロディアスではないので、正統派ヘヴィメタルと呼ぶのが合っていると思います。

9.
青銅の街区

 イントロは少し妖しげですが、とても素敵なメロディです。
ソプラノサックスをフューチャーし、サビがとても耳に馴染みやすく印象に残る曲です。
ギターのアピール演奏も素敵でもっと長編に仕上げてほしかった曲です。

10.
蒼い月の詩

 綺麗な曲なのですが、暗いと明るいが紙一重の雰囲気で、合う場面を想像するのが難しい曲です。
月明かりの下の散歩というところでしょうか。

11.
太陽の神殿

 オリジナルヴァージョンから好きな曲です。
このヴァージョンはドラムパターンを少し複雑にアレンジしているので更に好きです。
The Dawn of Ysの曲全体の特徴である、クリアで透き通るシンセサウンドが存分に味わえる良曲で、メロディも抜群、ギターサウンドも生演奏感がとても感じられます。

12.
アレム

 少し掴みどころのない妖しいメロディから始まり、その後少し勇壮なメロディになりますが、すぐ最初のメロディにに戻って終わります。

13.
灼熱の炎の中で

 激しいドラムとギターのリフで本格的なヘヴィメタルインストが楽しめます。
しかしこちらの曲も美メロではないので、ダークで流れるようなキーボードちょい速弾きと、ギター演奏を楽しむ曲になっていると思います。

14.
最終決戦

 個人的にイースシリーズのラストボスらしくない曲だと感じました。
ギター弾きまくりのとても激しいヘヴィメタルサウンドで良いのですが、勇壮さと感動系のメロディでは全くないところが残念です。

15.
新たなる始まり

 とても良曲です。ゲームミュージックというより、ドラマのテーマ曲という方が似合いそうなくらい渋く大人なエンディングバラードです。
アコースティックギター音の暖かい演奏と控えめなバックのシンセサウンドが綺麗で、
ツインギターにも聴こえるユニゾンもさり気なく、終わり方がほんのちょっとだけEWI演奏時のT-SQUAREっぽいです。

16.
FANTASY HORIZON

 優しく暖かい雰囲気のバラードですが、悲しい別れも感じさせる少し切ないメロディです。
と思いっきや、後半メロディは一緒で一気にテンポアップします。
エンドロールらしい展開のエンディング曲です。

17.
イースⅣ〜SUPER MEGA MIX VERSION #3
ボーナストラック

 Vol.3の楽曲を厳選して見事に繋げた曲で、使用された曲は少し別アレンジとなっているので、これはこれでまた新鮮に聴くことが出来ます。
ノリを重視しているので、ダンスミュージック的感覚で楽しめます。

最後に

 あらためてじっくり聴いてみると、音楽との出会いはこの作品ではないにせよ、
やっぱり一番最初に心の奥の奥からこみ上げてくるような心臓の鼓動と感動とが、一気に記憶として蘇りました。

やっぱり間違いなくこの3作品を当時一番真剣に、CDラジカセにかぶりついて聴いていました。

そして、なるほど!と思った記事にたまたまGoogle検索エンジンでも出会いました。

ニューヨークタイムズに掲載されたという記事の抜粋

<Seth Stephens-Davidowitzによる音楽の好みに関する研究>

Spotifyのデータをもとに人々の音楽を分析した結果、
10代の時聞いた音楽が、その後の音楽の好みに最も大きな影響を与えることが判明した。

1960年〜2000年のBillboardのチャートを調査し、それを年齢別の選曲ランキングと照らし合わせて分析。
男性の場合は13〜16歳の間にリリースされた曲が、大人になってからの音楽の好みに大きな影響を与えること。
平均すると男性の最も好きな曲は、14歳の時にリリースされた曲であることが多いそうだ。

女性の場合は男性よりも少し早い。
11〜14歳の時に聞いた音楽の影響が大きく、平均13歳の時にリリースされた曲が最も好きな音楽になるという。

 この研究結果から見ても16歳の時にかぶりついて聞いていたこの3部作が、私の好みに最も影響を与えている事と、『イース系』などと呼びながら新しい楽曲を探している事に納得できます。

皆様はいかがでしょうか?
「確かにそうだなぁ」なんて思い出を楽しめるのではないでしょうか。


「楽器が演奏できるようになりたい!」と、少しでも思ったことがある方へ。
今は学びの形も様々ですね。
↓↓↓

音楽家に憧れを抱いている方、ただただ自分自身だけで楽器演奏を楽しみたい方、最近は外出せず自宅にいながら楽器のレッスンを受けるスタイルが、どんどんパワーアップしているようです。

家で受ける場合は、もちろん隣人やご近所さんに迷惑をかけない環境がある方以外にオススメしません。

しかし、家以外でレッスンを受けるという手もあります。
スマートフォンがほぼ当たり前になっている現代、電源のいらない楽器であれば、外出する手間はありますが車で出掛け、どこか景色の良い周りに迷惑のかからない安全な場所に駐車し、自分だけの好きな空間でレッスンを受ければよいわけです。

専用バッテリーとか、シガーソケットが付いてれば専用コードで要電源楽器でもいけるのか?
そこまではわからん(笑)

楽器を始めなかったわたくしが言っても説得力はありませんが、挑戦してみると人生変わるかもしれません。

楽器の種類が素晴らしく多い
リモオト

講師にこだわりが感じられる
オルコネ