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ジャズ&フュージョン、ヒーリングミュージック、オーケストラ、HR/HM。と、多彩なジャンルアレンジでファンタジックに聴かせる!ゲームミュージックアレンジ作品。1作品

2024-02-21

作品名:
Ys ORIGIN
SUPER ARRANGE VERSION

(2007年作品)

制作:
Falcom Sound Team jdk.

 イースサウンドが大好きなわたくしでありますが、このオリジンという作品はイースⅠ・Ⅱの700年前が舞台で、Ⅰ・Ⅱに繋がるストーリーとなっており、「おっ?これはもしや、イースⅠ・Ⅱの曲も新アレンジかなんかで使用されるのでは!?」と期待しておりました。

期待通り数曲新アレンジで使用されており、結果的にとてもテンションの上がった作品になるのですが、その感動以上に素晴らしかったのが、新しい曲達でした。

事前宣伝用のデモムービーで流れていた『Beyond the Beginning (Opening Version)』を聴いた時に、あまりにもわたくしの理想の曲に近かったので、鳥肌が立ったのをおぼえています。

クラシック音楽の雰囲気、ニューエイジ的神秘性、HR/HM少し手前の激しすぎないロックフュージョンサウンド。
これらが見事に融合された神曲だったのです。

 今回紹介するのは、『Beyond the Beginning (Opening Version)』をはじめ、素晴らしい曲が沢山あるイースオリジンの楽曲の中から、10曲を多彩なジャンルへとアレンジしたSUPER ARRANGE VERSIONになります。

目次

CDプレーヤーをオシャレにインテリア

  1. CDジャケットアートを収納できる壁掛けCDプレイヤー。
  2. お気に入りのCDジャケットで、さりげないオシャレインテリア。
  3. Bluetooth 5.0搭載で、ワイヤレスイヤフォンやBluetoothスピーカーに接続可能。
  4. ホワイト・ブラックの2色

作品ポイント

・ジャズ&フュージョン、クラシック、HR/HMなど多彩な音楽ジャンルが楽しめる。

・演奏家を起用し生楽器の部分が多い。

・明るさよりは神秘的な、ファンタジックメロディーが魅力。

レコチョク試聴可能

演奏メンバー

All Musick by
Falcom Sound Team jdk.

Arrangement:
Yukihiro Jindo

CDブックレットより

Akiko Nagano
[ヴァイオリン]
(1,3,10曲目)

Yoko Kumazawa
[ヴァイオリン]
(9曲目)

Takao Yokoyama
[アルトサックス]
(6曲目)

Akihiro Goto
[ギター]
(3,7曲目)

Masaru Teramae
[ギター]
(4.5.8.9曲目)

Mikihito Tanaka
[ギター]
(6.9曲目)

CDブックレットより

感動的メロディーが好みの私が聴いた場合の全体感想

🎼:Falcom Sound Team jdk

メロディアス
(聴きやすさ)
🔵🔵🔵🔵🔵
涙腺刺激
(抒情的美メロ)
🔵🔵🔵⚪⚪

演奏乱舞
(ソロパートなど魅せプレイの充実度)
🔵🔵⚪⚪⚪

曲展開
(←シンプル・複雑→)

🔵⚪⚪⚪⚪

疾走感
(⬅スローテンポ多・アップテンポ多➡)
🔵🔵⚪⚪⚪

ワールドミュージック色
(民族音楽的サウンド)
🔵⚪⚪⚪⚪

ファンタジック
(壮大・神秘・幻想的)
🔵🔵🔵🔵⚪

各曲感想

1,
BELIEVING -FEENA & REAH-

 交響詩のような展開で、優しく神秘的な雰囲気のオーケストラサウンドです。
ヴァイオリンがメインで、伝説や神話、ロールプレイングゲームなどにとても似合う壮大さがとても感じられます。
イースⅠ・Ⅱの曲『FEENA』とオリジンの『The Guidance of a White Tower』をうまくミックスして、ダークな部分と小鳥のさえずりがイメージできそうな明るい部分が展開に深みを増しています。

2,
OBORO

 コントラバスのスラップ奏法がイントロから気持ち良いジャジーな曲です。
ジャズならではの自由度が感じられるピアノと、マリンバのはずむ演奏が気持ちよく、メインのメロディをピアノ、マリンバ、シンセと担当が入れ替わっていく展開で、ソロパートとまでは言えませんがテクニカルな部分がちょこちょこあり、賑やかでアップテンポの演奏が楽しめます。
終始コントラバスの響きがたまらなく心地よいです。

3,
SCARLET TEMPEST

 ヴァイオリンとギターが交互に演奏していくわたくしの大好きな構成の曲です。
ロックフュージョンのライトな部分とHR/HMな重厚感のある部分が見事に合わさっているのと、サビに行きそうで行かない少し焦らす展開で、貯めに貯めたサビで一気にテクニカルな速弾きを魅せるヴァイオリンが素敵です。
そしてそのサビを一度しか持ってこないところが、また良いです。

4,
SILENT DESERT

 イントロはシンフォニック・メタルの感じで始まりますが、全体的にはギター主役のネオクラシカル・メタルとなっております。
こちらの曲もわたくしの好きな構成の1つである、同じメロディをこれでもかと繰り返す展開になっており、間々に魅せるテクニカルなギターソロがたまらなく哀愁あるメロディで、悲しさで泣かせるメロディとは違った泣ける感動が味わえます。

5,
SCARS OF THE DIVINE WING

 前曲に続き、ギター主役のメロディック・スピードメタルとなっております。
複雑な展開がなく疾走が続くのでとてもノリが良く、バックの心地良いギターリフとメインの泣きのギター演奏がたっぷり楽しめます。
メインであるサビよりAメロの方が格好良いので、サビで少しテンションが上りきらないですが、Bメロのオルガン音キーボードの速弾きと合わせて、全体的にはハイテンションメタルサウンドだと思います。

6,
PRELUDE TO THE OMEN

 メロディがとても好みの曲です。
サントラの原曲のほうが個人的には好きなのですが、こちらのアレンジもサックスをフィーチャーして、哀愁ある大人な雰囲気になっております。
短いですがピアノソロがとても感動的で、その後のサビからサックスソロが入り、流れでサックスが弾きまくりながら最後まで軽いソロを繰り返していく展開で、サックス好きにはたまらない構成だと思います。

7,
MY LORD,OUR BRAVE

 オーケストラサウンドとギターサウンドとニューエイジ的リズムが融合した勇壮な曲です。
オーケストラサウンドに弾きまくりのエレキギターが乗っかり、ダンスミュージックのような一定のリズムで刻むバスドラムとパーカションの音で、少し民族音楽的要素も感じられます。
とても壮大ですがメロディが暗めなので、リズムとコーラスを合わせ、若干儀式的なムードもあるダークファンタジーです。
ところどころ魅せるテクニカルなギター演奏も聴きどころです。

8,
OVER DRIVE

 イングヴェイ・マルムスティーンのようなイントロから、イースⅡでお馴染みのメロディが展開していきます。
疾走感のあるスピードメタルアレンジになっていて、ツインギターのハモリがたくさん出てきます。
途中のパイプオルガン音でのキーボードソロが綺麗で、ギターの速弾きとともにテンションの上がる曲となっております。
ただ曲が短いのが残念です。

9,
YSY ー至宝の彷徨ー
Lyrics:Ayako Shibazaki
Vocal:Miki Sumiya
Chorus:Kanako Kotera

※ヴォーカル曲になります。

10,
GENESIS BEYOND THE BEGINING

 最初にわたくしの『理想のインストゥルメンタル』と書いた曲になります。
今作収録アレンジは、ピアノとヴァイオリンの静かなヴァージョンになっており、原曲のような感動はありませんでした。
しかし、メロディが変わったわけではないので、ヴァイオリン曲として癒やしパワーのある別ヴァージョンとしてはとても素晴らしく、物哀しくせつない雰囲気に浸れます。

最後に

 イース オリジンはⅠ・Ⅱの曲がいくつか使用されていますが、それ以外の曲は個人的にイースらしくないと感じております。

ややこしい表現になるのですが、イメージで言うとイースシリーズの楽曲というのは、良い意味でゲームの世界観と曲が合っていない感覚なんです。
もちろん1作品に何十曲もあるもの全てがそうという訳ではありませんが、ゲームの為に作られたのではなく、テーマがなくても曲そのものが独立していてると感じる印象のものが多い気がします。

そんな個人的な印象のあるイースシリーズの楽曲ですが、このオリジンの曲は珍しくゲームミュージックらしいと言うか、伝説の始まり以前にあった過去の出来事を、しっかりとファンタジー色の強い作風にしており、オリジンの世界観にしか似合わないサウンドが詰まっていると感じます。

そういった意味でイースらしくないという表現になってしまいます。

 このアレンジアルバムは、選曲数が少ないところが非常に残念で、まだまだまだまだアレンジしたら素晴らしくなる曲がたくさんあるので、2作目を作っていただくか他の企画的アルバムに、今回収録していない名曲をアレンジで選曲して頂けたらと思っております。


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